香りで減塩! 山椒枝豆【吉田愛さんの減塩おつまみレシピ】
塩味をぐっと控えても、お酒が進む味を追求できる。「おつまみ=塩がきいている」という認識を、がらりと変えるレシピを紹介。
撮影・黒川ひろみ
日本酒をぐっと美味しくする、滋味深いおつまみ。
山椒枝豆
山椒の香りとほどよい刺激で枝豆の風味がより活きる。
【材料(2人分)】
枝豆 1袋
粉山椒 小さじ1/2
塩 少々
【作り方】
1.枝豆は塩適量(分量外)をふってもみ、産毛を取る。
2.鍋に湯を沸かし、1を塩ごと入れて4分ほど茹でる。湯を切り、塩と粉山椒をふる。
香り、旨味、食感を活かせば、 減塩でも絶品!
「おつまみといえば、塩味がきいていて、一口食べてグビグビッとお酒を飲んで……というイメージがあるかもしれません。もちろん、それも捨てがたいのですが(笑)」と笑うのは、唎酒師の資格を持ち、日本料理店で働いていた経験もある料理研究家の吉田愛さん。
「お酒を美味しくするおつまみに、必ずしも濃い味付けは必要ありません。ただ、塩を減らすなら、香辛料や香味野菜、味の出る食材の力を借りて、しっかりと素材の旨味を引き出すことが大切です。揚げ衣やナッツの食感を足してもいいですね」
素材が活きた、軽やかな減塩おつまみのアイディアを実践してみよう。
『クロワッサン』1076号より