全国各地からお取り寄せ。体が喜ぶおいしい発酵スイーツ 。
巷で話題の腸活にまつわるトピックスをご紹介。
撮影・黒川ひろみ イラストレーション・中島陽子 構成と文・野尻和代
昔から発酵食品に親しんできた日本には、さまざまな発酵スイーツがある。風味豊かな酒粕や、飲む点滴ともいわれる甘酒を使ったものなど、おいしくて取り寄せ可能な4つを厳選。食事だけでなく、おやつの時間にも発酵パワーを積極的に取り入れて。
(福島)仁井田本家(にいだほんけ)こうじチョコ
創業300年以上の老舗酒蔵が手がける、米麹の甘み成分だけを抽出して作ったタブレット型スイーツ。チョコといいながらも、カカオは不使用。米麹の素朴な甘さとチョコレートのような食感が口の中に広がる。
(熊本)原田食品製造所 たべるあま酒
熊本の老舗麹店が作る甘酒ジュレ。原料の発芽玄米にはビタミンB1やミネラル、食物繊維がたっぷり。やわらかい甘さと、つぶつぶもちもちの食感が魅力。
(滋賀)工房しゅしゅ湖のくに生チーズケーキ
滋賀県内の6つの酒蔵の酒粕を使った生チーズケーキ。蔵ごとの地酒の個性を凝縮し、1つずつまったく違う風味が楽しめる。賞味期限は冬は2週間。日にちが経つほどまろやかな味わいに。
(東京)船橋屋 くず餅
くず餅の原料は、15カ月間じっくりと乳酸発酵させた小麦澱粉。創業以来210年以上続く無添加製法のくず餅は、優しい甘さともちっとした弾力が魅力。秘伝の黒糖蜜ときな粉のハーモニーも絶妙。
『クロワッサン』1061号より