【離れ目さん編】「痩せた?」と言われる顔になるレイナさんのメイク法。
撮影・天日恵美子 スタイリング・佐野友美 ヘア&メイク・レイナ 文・今井 恵
離れ目には影の効果で微調整。
離れ目さんは、ともすれば顔が平坦に見えがちなのが悩み。
「パーツが内側に集まるよう、アイブロウ、アイラインなどでしっかり目頭、眉頭に色をのせます。目頭をシェードで寄せ、チークはグラデーションで中央寄りに色をおき、凹凸のある顔立ちに仕上げます」
アイライナーやマスカラも、目頭まで丁寧にのせ、目尻より外側には色を使わないルールで、自然な凹凸とパーツを中央でキュッと締めた痩せ見え顔が完成。
BEFORE
AFTER
鷲真由美さん
56歳・キャスティング
目尻よりも外側に色を使わないのがコツ。目頭はシェードで引き締め、アイラインが顔立ちをキュッと中心へと引き締めたメイク。
ベースメイク
(1)黒目の目尻寄りの際から目尻にかけて、右写真の位置にハイライトを指の腹でぼかす。手の甲で薄く伸ばしてから塗ると失敗しない。
クリームなのに塗った瞬間サラサラのテクスチャー。光を集めて立体的に。
(2)左の色を、黒目の下のほおの高いところを起点に、そこが一番濃くなるよう、こめかみへと鋭角にぼかす。視線が顔の中央に集まる。
(3)目の下の逆三角形ゾーンに、一番上の色をブラシや指の腹で広げる。目尻より外側に塗ると、横に間延びするので注意。
光で透過して肌を美しく整える3色セットのコンシーラー。均一な肌を作る。
アイメイク
(4)ブラシで真ん中の色を眉頭を除く眉全体にぼかす。筆に残ったパウダーで眉頭をぼかし、右写真のようにノーズシャドウを入れる。
下地とパウダー2色のセットで、ふんわり眉を長時間キープできる。
(5)メタルブルーのラインをまぶたの際全体に引く。目を開けたときに見えなくても、目頭がラインで締まり目元をキュッと寄せる効果が。
湿気や皮脂にも強く、にじみにくい、繰り出し式ペンシルで描きやすいアイライナー。
(6)ネイビーカラーのマスカラを根元にしっかり当ててから毛先に流し、目元にアイライン効果を持たせる。ブラシを立て、目頭にも塗る。
固まらず、しなやかでふさふさ感のあるまつ毛に。
『クロワッサン』1049号より
広告