喉の痛みやお腹の張りに。緑茶で作る、かんたん漢方茶。
いつも飲んでいるお茶に、入手しやすい漢方食材を加えてお湯を注ぐだけ。ちょっとした不調や日々の健康管理にどうぞ。
撮影・岩本慶三 スタイリング・中林のり子
緑茶と
緑茶には体を冷ます性質がある。季節にかかわらず、体に熱がこもっているときに。食後も体が温まった状態。
お腹が張るようならば、緑茶に消化を促す食材と組み合わせてすっきりさせよう。
また緑茶には解毒作用があり、炎症を抑える働きがある食材とともに、かぜ対策として飲んでもいい。
【のどの痛みや熱があるときに】緑茶+菊花、薄荷(ペパーミント)
緑茶と菊花のほのかな苦味、薄荷の清涼感で香り高いお茶。菊花は、余分な熱を冷まし、目やのどの痛み、頭痛を鎮める。薄荷は、気をめぐらせてイライラをすっきりさせる。
【お腹の張りが気になるときに】緑茶+陳皮、レモングラス
陳皮はみかんの皮を乾燥させたもの。健胃薬に処方される。レモングラスは消化を促進し、お腹の張りをすっきりさせる。2つの柑橘系の香りで、気分もリフレッシュ。
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