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【サルボ恭子さん】個性やチャームポイントは料理にも人にも必ずあります。

〈連載〉美しき人生のそばに(29)。シンプルなのに、目にも美しいフランス家庭料理を教えてくれる料理家。その人は、料理にも人にも共通する魅力が何なのか教えてくれました。

撮影・小松勇二 ヘア&メイク・レイナ 文・越川典子

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美しさは見た目じゃなく、唯一無二の個性だと思う。

サルボさんが焼きたてのパウンド型を包んでいるのが、自らデザインしたトーション(アームタオル)。「ミトンより美しく使いやすいので、皆さんに知ってほしくて作りました。エプロンも肩が凝りにくく、丈も長く、男性もつけられます」
サルボさんが焼きたてのパウンド型を包んでいるのが、自らデザインしたトーション(アームタオル)。「ミトンより美しく使いやすいので、皆さんに知ってほしくて作りました。エプロンも肩が凝りにくく、丈も長く、男性もつけられます」
【サルボ恭子さん】個性やチャームポイントは料理にも人にも必ずあります。

サルボ恭子さん(さるぼ・きょうこ)
料理家
パリで研鑽を積み、帰国後、料理教室を主宰。『おもてなしは一品豪華主義でいい』『フランス共働き家庭の2品献立』など著書多数。

フランス料理はむずかしい……そんな思い込みを払拭。家庭料理としてぐっと身近にしてくれたサルボ恭子さん。

「フランスは小さな国が集まってひとつになった国。どの地方も小国のようなプライドあって、だから家庭料理も郷土色が豊かで個性的なんですね」

知るほどに惹かれていったという。

「日本にいる人が手軽に作れて、おいしく感じられるようにレシピを再構築するのが、私の役目。ですから、さらにスパイスを加えると深い味になると知っていても、あえて引き算をしています」

極力シンプルなレシピにして、作る人が、よりチャーミングに、より個性的にすればよいと思っている。

〈テリーヌキッシュ〉 材料(8×16×H8cmパウンド型1台分) サンドイッチ用食パン(耳なし)4枚…

〈テリーヌキッシュ〉

材料(8×16×H8cmパウンド型1台分) サンドイッチ用食パン(耳なし)4枚、玉ねぎ1個(270g・薄切り)、ベーコンスライス60g(細切り)、いんげん(細)8本(薄い小口切り)、サラダ油大匙1、塩小匙1/2、胡椒適量、卵6個、生クリーム50ml、パルメザンチーズ(すりおろし)20g、ピザ用チーズふたつまみ 作り方 1. パウンド型にオーブンペーパーを敷き、パンを側面の長い2辺に貼り付け、底にも敷きつめる(長い辺のパンは1.5cmぐらい型から飛び出すように)。 2. フライパンに油と玉ねぎ、塩を入れて中火で炒め、しんなりしたらベーコンを加えてさらに炒め、玉ねぎに軽く色がついてねっとりしたらいんげんを加え、2分炒めて火を止め、胡椒をふる。 3. ボウルに卵を割りほぐし、生クリーム、パルメザンチーズを加えてよく混ぜ合わせる。 4. 〈1〉に〈2〉を入れ、〈3〉をそっと注いで表面にピザ用チーズをふる。オーブンを200℃に予熱して40分焼く(中央に竹串をさして液体がつかなければ焼き上がり)。粗熱が取れたら型から出して切り分ける。

「品数も2品で充分です。作り手が犠牲にならず、一緒に語り合いながら食卓を囲むことが大事で、犠牲は愛じゃない。第一、罪悪感という言葉も聞いたことがありません(笑)。まず個人の幸せがないと、誰も幸せにできないと考えます」

服も、流行だからではなく、魅力的に見せてくれるから着るのがフランス流。 「皆、自分のチャームポイントを知っているので、堂々として魅力的」 自分もそうありたいと話すサルボさんが心がけているのが、清潔感だという。

サルボさんの料理教室でもキッシュ類は人気がある。サンドイッチ用のパンを台にして手軽に作った。耳がちょっと飛び出していてかわいい。
サルボさんの料理教室でもキッシュ類は人気がある。サンドイッチ用のパンを台にして手軽に作った。耳がちょっと飛び出していてかわいい。
サルボさんデザインのリネンエプロン&トーション&クロスのセット「NOTRE TABLIER」。<a href="https://www.linenanddecor.net" target="_blank">https://www.linenanddecor.net</a>
サルボさんデザインのリネンエプロン&トーション&クロスのセット「NOTRE TABLIER」。https://www.linenanddecor.net
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「仕事は料理人ですから、料理が主役で、私はあくまで黒子。手や爪、歯と髪というディテールが清潔なことが、美しさにいちばん近いと感じています」

歯も髪も、ふだんのケアがものを言う。

「コツコツ続けるのは、得意なんです」

左から、デルメッド プレミアム ローション、エッセンス、UVベイス。この3点で満足のゆくケアができるところがいい、とサルボさん。
左から、デルメッド プレミアム ローション、エッセンス、UVベイス。この3点で満足のゆくケアができるところがいい、とサルボさん。

だから、そばにデルメッド。

コツコツケアが得意なサルボさんが習慣にしているのが、デルメッド ヘアエッセンスでする朝晩の頭皮マッサージ。「最近、髪の生え際が薄くなってきたのが気になるので。地肌がすーっとして、香りがほのかなのがいいですね。抜け毛も減っています」

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【サルボ恭子さん】個性やチャームポイントは料理にも人にも必ずあります。

デルメッドのWEBマガジン「デルメッド・スタイル」ではサルボ恭子さんの特集も公開中です。プレゼントが当たるキャンペーンも実施中ですので、是非ご覧ください。 https://www.dermed-style.jp

問合せ先・デルメッド 〈フリーダイヤル〉0120-847-447 www.dermed.jp

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