テレワーク疲れにも最適な椅子机まわりの10秒ストレッチ。
短時間で体をゆるませ、体の痛みや不調をケアする「10秒ストレッチ」で注目されているのが柴雅仁さんに、デスク作業でこりがちな部位に効果絶大の椅子を使った伸ばし運動を教わります。
撮影・岩本慶三 文・一澤ひらり 協力・一般社団法人 体軸コンディショニング協会監修クロスポイント(R)
6.腿裏のストレッチ
血流が悪くなりがちな腿裏をしっかり伸ばす。
1.股関節を動きやすくし、腰痛の改善に。椅子に浅く座り、片方の脚を伸ばす。かかとを床につけて、つま先を立てる。
2.脚のつけ根の真ん中にある股関節のクロスポイントを押さえながら、股関節から上体を倒していく。反対側も同様に。
7.脇腹のストレッチ
脇腹をよく伸ばして座り作業の腰痛を防ぐ。
1.脇腹は腰とつながるので、脇腹を伸ばして腰をゆるませよう。椅子に座り、右脚を上にして脚を組む。背筋をまっすぐに。
2.右手で背もたれをつかむ。左手は指をピストルポーズにして、右ひざ外側におき、脇が締まる意識をもつ。
3.体をゆっくり右側にねじって後方を見る。ピストルポーズにすると、体がねじりやすくなる。反対側も同様に。
「背もたれで脇の下を刺激するのもオススメ」
柴 雅仁(しば・まさひと)さん●パーソナルトレーナー。Twitterで公開した「10秒ストレッチ」は、現在11万人以上のフォロワーの支持が。著書に『10秒ゆるみストレッチ』(主婦の友社)など。
『クロワッサン』1022号より
03 / 03
広告