テレワーク疲れにも最適な椅子机まわりの10秒ストレッチ。
短時間で体をゆるませ、体の痛みや不調をケアする「10秒ストレッチ」で注目されているのが柴雅仁さんに、デスク作業でこりがちな部位に効果絶大の椅子を使った伸ばし運動を教わります。
撮影・岩本慶三 文・一澤ひらり 協力・一般社団法人 体軸コンディショニング協会監修クロスポイント(R)
3.背中さすり背中のばし
座りっぱなしで固まった背中を気持ちよく解放。
1.椅子に浅く座り、みぞおちの真裏の背骨を上下にさする。背中をさすることで動かす意識を高める。
2.両脚を揃えて腿裏で手を組んだら、前に軽くうなだれる。次に肩甲骨の間や背中の張りをゆるめていく。
3.背中が上に引っ張られるようにして体を丸める。さすった背骨が天井に向けて引っ張られるような意識で行うとよい。
4.お尻ストレッチ
こわばったお尻をほぐし、腰痛とひざ痛を解消する。
1.お尻には腰とひざにつながる大きな筋肉がある。椅子に座って、軽く脚を開き、脚のつけ根の股関節を横にさする。
2.片方の足をひざの上に乗せる。脚のつけ根の真ん中にある股関節のクロスポイントを指でグッと押さえる。
3.クロスポイントを押さえたまま、股関節から上体を倒せるところまで倒す。そのまま手を放して脱力。反対側も同様に。
5.腕の筋肉ストレッチ
パソコンなどで疲労した腕やひじをケアする。
1.前腕の親指側は使い過ぎると固まりやすいのでしっかりほぐそう。片方の手の指先を体のほうに向け、手の甲を机につく。
2.反対側の手で手のひらを押さえ、ひじを外側に回すようにして、腕の内側を前に向ける。ひじが曲がらないように注意。
3.上体を後方に引いて、腕を伸ばしていく。肩が上がらないように注意して、無理せずにできる範囲で行う。反対側も同様に。
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