お湯を注ぐだけでこんなに旨い!「味噌玉」を使った本格レシピ。
玉(ベース)を用意すれば、お湯を注ぐだけでできるのがスープ玉。料理研究家の髙山かづえさんに教わった、味噌味の本格レシピを紹介。
撮影・柳原久子 スタイリング・高島聖子 文・黒澤 彩
鶏ささみとニラの味噌汁
肉の満足感はあるのに低カロリーなのがうれしい鶏ささみに、刻んだニラをたっぷりと。最後にひとたらしするごま油の香ばしさが味の決め手。お酒を飲んだあとにもホッと胃にやさしい一杯。
【トッピング材料(1食分)】
茹でささみ(割く)1本(50g)、ニラのみじん切り2本分、ごま油少々(最後にかける)
茹でささみの作り方
【材料】
鶏ささみ3本(150g)、塩小さじ1/4、酒大さじ1
【作り方】
1.鶏ささみは、筋があれば取り、塩をふってなじませる。
2.小鍋に水1カップ、酒を入れて中火で熱する。沸いたら鶏ささみを加え、弱火にして3分茹でる。
3.火を止めてそのまま粗熱をとり、食べやすく割く。
納豆汁
具材は味噌玉と一緒にお湯に溶かず、後からのせるだけ。生の玉ねぎのシャキシャキ食感が納豆のねっとり感といいバランス。軽く食べたい朝などは、この味噌汁だけでも血流が促されてポカポカに。
【トッピング材料(1食分)】
ひきわり納豆1パック(40g)、玉ねぎのみじん切り大さじ1(最後にのせる)
髙山かづえ(たかやま・かづえ)さん●料理研究家。料理家・川津幸子さんのアシスタントを経て独立。最新刊『夜9時からの、癒しのスープ』(成美堂出版)など、スープの本が好評。
『クロワッサン』1012号より
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