シワ? たるみ? 年々アイラインが入れづらくなります。
撮影・塩谷哲平(t.cube) スタイリング・春原久子 ヘア&メイク・長網志津子 イラストレーション・カシワギマリ 文・菅野綾子
Q.シワ? たるみ? 年々アイラインが 入れづらくなります。
A.一筆ではなく、3回に分けて入れること。
目頭から一気に一筆で入れようとすると、目の際の小ジワやたるんだまぶたに引っかかってしまいがち。
「ポイントは、真ん中、目尻、目頭の順に3回に分けて入れること。それでも描きにくい場合は、細かい点を繋ぐように入れていきましょう。その場合も、真ん中から描き始めるのが正解。アイライナーの色は黒を選び、まつ毛の際の粘膜が見えている人はインサイドラインにも入れると、より目がぱっちりして見えます」
まぶたのたるみ、目尻のシワ、乏しい眉毛……。年を重ねるごとに目元の悩みは増えていき、アイメイクがしづらくなる一方。それどころか、メイクをすればするほど気になるところが目立ち、いつしかメイクそのものが億劫になってしまった人も少なくないはず。
「目元がぼやけると顔全体もぼやけて見えるので、顔の中でもアイメイクは一番重要。目力があれば、それだけで生き生きとした若々しい印象になります。気になるところが余計目立つからといってメイクをしないでいると、実年齢より老けて見えることも。目元に悩みを抱えている人こそ、その悩みをうまくカバーするコツを覚え、アイメイクを頑張ってほしいと思います」(長網志津子さん)
長網志津子(ちょうあみ・しづこ)さん●ヘア&メイクアップアーティスト。様々な雑誌や広告等で活躍。化粧品関連のアドバイザーも務める。著書『今こそ。大人メイク 目ヂカラの威力』(主婦の友社)。
『クロワッサン』1004号より
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