年末の大掃除を機に断捨離に着手。この際、最小限のものだけを所有して心豊かに暮らすシンプルライフを実現! と夢見る人も多い一方で、好きなものはなかなか手放せないのも現実。
「私も買い物が好きですし、お気に入りのものに囲まれて生活したいほう。でも、物には賞味期限があるし、収納スペースにきちんと収めたいので、使えないもの、使わないものを定期的に処分して、所有品の新陳代謝をしています」(イラストレーター・進藤やす子さん)
物を大切にしている人だからこそ、処分するときにも“捨てる”以外の選択肢がいくつか生まれる。
「好きで買ったものをゴミとして捨ててしまうのは胸が痛むので、ゴミ袋に入れて“捨てる”のは、誰も“使えないもの”。処分する最終段階です。服飾系は“捨てる”というより、誰かに使ってもらうために“譲る”という感覚で、買い取りサイトを利用します。また買い取りとは別のルートとして、誰かにとっては価値がある、“使えるもの”を寄付することもありますね」(作家・山内マリコさん)
いくつかの選択肢から、心穏やかにスッキリできる処分法を見つけて。