料理研究家・口尾麻美さんの卵とレモンのスープのレシピ
暑さで食欲のないときには冷製を、エアコンによる体調不良なら温製で。スープは夏バテ対策にうってつけ!
撮影・三東サイ
卵とレモンのスープ
とろりとした食感に爽やかにレモンが香る、栄養満点なスープ。
レモンの果汁と皮をたっぷり1個分使い、爽やかでありながら、卵と米でほどよくとろみのついた優しい味。
【材料(2〜3人分)】
米1/4カップ、玉ねぎ(みじん切り)1/3個、セロリ1本、チキンスープ600ml(市販のものでも)、卵2個、レモンの搾り汁1個分、レモンの皮(すりおろし)1個分、レモンの輪切り2枚、黒こしょう適量、塩少々、オリーブオイル大さじ1
【作り方】
1. 米は洗って水気をきっておく。
2. 鍋にオリーブオイルを温め、玉ねぎをしんなりするまで炒めたら、薄く斜め切りにしたセロリ、米を加えさっと炒め、チキンスープを入れる。フタをして15分、米が柔らかく煮えたら火を止める。
3. ボウルに卵を泡立て、レモン汁を加えながら混ぜ合わせ、2を少しずつ加えてさらに混ぜる。
4. 3を鍋に戻して弱火で加熱し、全体が白っぽくとろみがついたら火を止め、レモンの皮を加え、塩で味を調える。
5. 器に盛ったら、レモンの輪切りを浮かべ、黒こしょうをふる。
口尾麻美(くちお・あさみ)●料理研究家。旅で出合った料理や食文化を紹介するフォトエッセイストという一面も。新刊『はじめまして 電鍋レシピ』は台湾の万能電気釜の料理本。
『クロワッサン』976号より
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