道具を使いほぐして流す、マッサージはメイクの一部です。
撮影・金子吉輝 モデル・長谷川沙遊 文・岡井美絹子
老け感を左右するシワやたるみを解消するためには、「日々のスキンケアに励むだけではなく、顔のマッサージが必須」とレイナさん。
「撮影やメイク教室でメイク前に必ずマッサージをしていますが、10分くらい時間をかけるだけで、素肌の調子が整ってメイクのりもよくなります。フェイスラインが引き締まって目元がスッキリすることで、表情も豊かに。私にとってマッサージはメイクの一部。マッサージなしでメイクをするなんて考えられないくらい、効果は絶大です」
顔の筋肉のコリがやわらぎ、血行やリンパの巡りがよくなるので、肌のトーンがアップしたり、輪郭がシャープになったりといいことずくめのマッサージ。手では力が入りにくく疲れてしまうという人や、しっかり強めにケアをしたいという人には、カッサなどの道具を利用するのがおすすめだ。もちろん効果も変わらない。
「カッサがあれば、ほどよく圧をかけられたり、広い範囲でリンパを流したりと、慣れない方でもやりやすいと思います。マッサージに使うカッサの部位は、人によって骨格やパーツの大きさが異なるので、自分の使いやすい場所を見つけてみてください」
カッサの選び方のポイントは、下記を参考に。そしてなにより大切なのが、マッサージを継続すること。
「毎日1分、気になるパーツだけでもいいから続けること。1週間で『痩せた?』と言われるほど、小顔効果も高いんです。年齢に関係なく、必ず効果を実感できますよ。一度覚えてしまえば簡単にできるので、ぜひメイク前の習慣に取り入れてみてください」
次ページでは、レイナさんに教わったカッサを使ったマッサージ方法を紹介。早速実践してみよう。
カッサの選び方
●カーブの種類が複数ある
●サイドはストレートよりもくぼんでいる
●先端がとがり過ぎていない
●陶器などなめらかで引っかかりのない素材
●持ちやすく自分の手に収まりがいい
ほぐして、流す、カッサの使い方。
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