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【シンプルレシピ編】あるもので食べたいおかず作り。発想を転換して食卓に広がりを。

食材を揃えないと料理はできないと思っていませんか? ないならないなりに作ることで、むしろレパートリーは広がっていくのです。料理家・坂井より子さんに、定番の根菜や余りがちな野菜をつかったレシピを教えてもらいました。

撮影・小林キユウ 料理製作・坂井より子 文・新田草子

【シンプルレシピ編】あるもので食べたいおかず作り。発想を転換して食卓に広がりを。

定番の根菜や、余りがちな野菜は、 シンプルなレシピで使い切る。

買い置きのきくごぼうやれんこんなどは何もないときのお助け食材だが、「ほかの食材と合わせて調理しようとするとかえって煩雑に。1種類で作れるレシピのほうがやる気になりますし、うまく使い切れるので経済的です」

揚げてドレッシングで和えるだけ、目先の変わった味付けで煮るだけ。こうした簡単なレシピを複数持っておくと、飽きずに食べられる。キャベツや白菜など、余らせがちな葉もの野菜にも応用できるアイデアだ。

「和風、洋風と区切らずに、自由に発想しながら作るのがコツです」

【大根】意外ながら好相性の 材料を組み合わせ、 目先を変えて。

【シンプルレシピ編】あるもので食べたいおかず作り。発想を転換して食卓に広がりを。

大根のクリームチーズ和え

【材料(4人分)】
大根 約15㎝(500g)
クリームチーズ 80g
固形スープの素 1個
牛乳 大さじ3
塩、こしょう 各少々
青味(バジルの葉など) 少々

【作り方】
1. 大根は皮をむき、ひと口大の乱切りにする。鍋に入れ、湯200㎖とスープの素を入れて中火にかけ、柔らかくなるまで煮る。
2. クリームチーズを加え、水気を飛ばすようにしながら混ぜ、牛乳を加え、塩、こしょうで味を調える。
3. 器に盛り、青味をのせる。

【れんこん】食べごたえある副菜に。 水切り後に残った汁は、 味噌汁やスープに活用。

【シンプルレシピ編】あるもので食べたいおかず作り。発想を転換して食卓に広がりを。
【シンプルレシピ編】あるもので食べたいおかず作り。発想を転換して食卓に広がりを。

れんこん餅

【材料(4人分)】 
れんこん 大1節(約300g)
片栗粉 大さじ2
塩 少々
サラダ油 少々

【作り方】
1. れんこんは洗って、端の部分を2〜3枚ほど薄切りにして、みじん切りにする。
2. 残りのれんこんをすりおろし、ざるに上げて軽く水気を切る。
3. 2をボウルに移し、1のみじん切りと塩、片栗粉を加え、よく混ぜて小判型に形作る。
4. フライパンに油をひき、3を入れて両面をこんがり焼く。

【ごぼう】歯触りを生かして サラダに。手で裂くと、 味がしみやすくなる。

【シンプルレシピ編】あるもので食べたいおかず作り。発想を転換して食卓に広がりを。

揚げごぼうのサラダ

【材料(4人分)】
ごぼう 2本(約400g)
パセリのみじん切り 大さじ3
酢 大さじ2
塩 小さじ1/2
こしょう 少々
揚げ油 適量

【作り方】
1. ごぼうは皮をタワシで洗い、7〜8㎝長さに切り、さっとゆでる。麺棒で叩いてから、手で裂く。
2. 揚げ油を熱し、ごぼうを入れて2〜3分ほど揚げる。
3. ボウルに2を入れ、酢、塩、こしょうで調味する。器に盛り、パセリのみじん切りを散らす。

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