「呼吸力」を鍛える、ヤムナ・ボール・メソッド「パワー・オブ・ザ・ブレス」。
カラダに対して最適な刺激を与えるボールを使い、骨や筋肉を活性化させるヤムナ・ボール・メソッド。
ごく最近、開発者のヤムナ・ゼイクさんが、とくに呼吸に着目した新たなメソッドを開発したそう。
その名も「パワー・オブ・ザ・ブレス」。
最初はボールを使わずに、肺の位置を確認して呼吸を行います。その後、ボールを当てることで、細かい部分に意識を集中させていくという流れ。ボールの支持があることで、自覚しにくい呼吸と、それに伴うべき動きが体感しやすくなるそう。
意外と大きい肺のサイズを確認。
肋骨の一番下から鎖骨周辺までと、肺は思っている以上に大きい臓器。まずはそれを手で触って確認。呼吸をしながら肋骨の下、真ん中、上、と手を移動します。
お腹を触って動きをチェック。
吸うときに横隔膜が下がってお腹が膨らみ、吐くときには横隔膜が上がってお腹が凹む。この動きも触って確認。動きが少なければ肺に充分空気が入っていません。
背中にボールを当ててボールに触れた部位を意識しながら呼吸。
上体を引き上げつつ、背中の神経を刺激するルーティンは、ヤムナ・ボール・メソッドの中でも重要な位置を占めます。これを呼吸を意識しながら行います。下から上に向かってボールを移動させながら、ボールが触れている部分に空気を送るイメージで呼吸運動を。一部位につき5回呼吸を繰り返します。
まず仙骨の下にボールを置いて仰向け姿勢になります。1は肺に深く息を吸い込んだ状態。2は息を吐いた状態。ボールを徐々に上に移動させ、胸部の下、頭の下にボールを当てて深呼吸しましょう。
1.ボールを仙骨の下に当ててスタート。
2.この状態で息を吐く。
3.ボールを胸部の下に。
4.この状態で息を吐く。
5.ボールを頭の下に。
6.この状態で息を吐く。
『クロワッサン』892号(2015年1月10日号)より
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