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ドウダンツツジ──松田美智子の「くらしの歳時記」

古くから伝わる習慣やしつらい、暮らしの知恵。松田美智子さんが取り入れている“歳時記”を紹介します。今回は「枝物」。

撮影・鍋島徳恭

ドウダンツツジ──松田美智子の「くらしの歳時記」

春から夏にかけて、部屋の雰囲気を爽やかにしてくれます

リビングが西向きの我が家は、生花の持ちが悪いのが春の悩みのひとつです。そこで、困った時の枝物! 中でもドウダンツツジ(灯台躑躅)です。葉の色がアップルグリーンで、枝の長さもあり、安価な割に存在感があります。細長い3本の丸棒をひもで結び、上下を開いて立て、上に油皿を置いて火をともす“結び灯台”の脚に、枝のつき方が似ているのが名前の由来です。4月には健気で可愛い壺型の小さな白い花が咲きます。とにかく水をよく飲む枝物なので、毎日と言いたいところですが、せめて1日おきには水を替えて、葉先に元気がなければ、枝下の切り口を少し斜めに水中で切り直します。約3週間は持つのでお財布も助かり、お部屋の雰囲気も上がる枝物です。我が家では夏まで何回もテーブル上やエントランスに直置きで登場します。秋には真っ赤に紅葉するので、雰囲気が全く違い、他の花と合わせて使うとボリュームが出て、素敵! お気に入りです。

ドウダンツツジ──松田美智子の「くらしの歳時記」

余分な小枝を整理してスッキリ!

まず、枝の長さを決めて水中で枝下を斜めに切る。枝が太い場合は、縦に4〜5cm切り込みを入れて割っておく。小枝が沢山ついているので、花器に入れて水に浸かる部分から約10cm上までを主枝から切り外す。上部の枝も主役のラインを残して、風が通るように、枝の内側で重なってクロスしている小枝を切ると、上品さが決まり、自然な抜け感が出る。その際、伸びる枝と横に広がる軽やかな枝は残す。外した小枝は長さを揃え、小ぶりな花器に入れて家の数カ所に置くと、空気が透き通るように感じます。

  • 松田美智子

    松田美智子 さん (まつだ・みちこ)

    料理研究家

    『65歳からの食事革命』『家庭料理は郷土料理から始まります。』ほか著書多数。調理道具「JIZAI」をプロデュース。m-cooking.com

『クロワッサン』1165号より

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