料理写真家・小林キユウさんに教わる、誰でも簡単に作れる美味しい“外ごはん”
撮影・小林キユウ スタイリング・太田はるか(eleven.) ヘア&メイク・大谷亮治 構成&文・堀越和幸
日除けや冷え対策にも便利なシアーカーディガン
コットン100%で軽くて涼しい素材ながら、日差しや冷房の冷えからもしっかり守ってくれるカーディガン。これから暑くなる季節に持っておきたい、心強い1枚です。
今回、クロワッサン1163号「大人の外遊び。」のキャンピングカー・テーマを担当したカメラマンの小林キユウさんも実は大のキャンプ好きだ。
「きっかけは、家族で行ったニュージーランドです。キャンピングカーでいろいろ巡ったのですが、自然が素晴らしく、専用キャンプ場もたくさんあって、向こうでは国民的レジャーなんです」
好きが高じて、セカンドハウスを建てるつもりで手に入れた八ヶ岳山麓の土地には、中古のトレーラー車を引き込んで、それを家にしてしまった。
「今では完全に廃車扱いにして、“森の隠れ家”的に使っています」
ここに紹介するレシピは、その経験の中から生まれてきた5品。
「キャンプごはんは手間と洗い物を少なくするのが何よりのポイント。コンロと調理器具さえあれば誰でもすぐ作れるので、ぜひ試してみてください」
ワンパン・モーニング
小林さんがアメリカのバックパッカーに憧れていた頃に思い描いていたのが、こんな朝ごはん。「キャンプでは、フライパンは余熱の利いたお皿です。盛り替えない楽しさと共にどうぞ」
【材料(1人分)】
ベーコン(スライス)…1〜2枚
卵…1個
バゲット(スライス)…1~2枚
サラダ油…小さじ1
ローズマリー・胡椒…各適宜
【作り方】
1. フライパンに油をひかずにベーコンを入れ、弱火でじっくりカリカリになるまで焼く。
2. ベーコンを端に寄せてサラダ油をひき、中火にして卵を割り入れる。仕上げにトーストしたバゲット、あればローズマリーを添える。好みで胡椒をふっても。
カレーパン
レトルトのカレーは外ごはんの必需品、と小林さん。ある時ご飯を炊くのが面倒で、パンを焚き火で炙ってつけたら抜群にうまかった。「失敗しようがない、とても簡単なレシピ」
【材料(1人分)】
レトルトカレー…1袋
バゲット(スライス)…2枚
ピザ用チーズ…適量
【作り方】
1. フライパンにカレーを入れて弱火で温める。
2. ①にトーストしたバゲットをのせて、ピザ用チーズをふる。
ソーセージ入りスープ
鉄のフライパン同様、キャンプシーンで活躍するストウブの鍋。「キャンベルのミネストローネ缶でキャベツとソーセージを煮込むだけ。ソーセージはジョンソンヴィルを使うのが僕のこだわり」
【材料(2〜3人分)】
ミネストローネ缶…1缶
キャベツ…1/4玉
フランクフルトソーセージ…2~3本
【作り方】
1. キャベツは2~3等分のくし形に切る。
2. 鍋にミネストローネ缶を全量入れ、缶1杯分の水(約300ml)を加えて混ぜる。キャベツ、ソーセージを入れて加熱する。キャベツがくったりとするまで、10~15分煮る。
手羽先の照り焼き
キャンプの肉料理と言えば牛ステーキを思い浮かべがちだが、鶏だってうまい。「肉に下味をつける下拵えは、事前に家でやっておくのも可です。コスパが良くて失敗の少ない肉料理です」
【材料(1人分)】
鶏手羽先…3本
A[しょうゆ・酒…各大さじ1、砂糖…大さじ1/2、おろししょうが・おろしにんにく…各小さじ2]
サラダ油…小さじ1/2
【作り方】
1. 手羽先はフォークで数カ所刺し、ポリ袋に入れる。Aを加えて軽く揉み、味をなじませる(時間があれば15~30分おくとさらに美味しい)。
2. フライパンにサラダ油を中火で熱し、①の手羽先を皮目から入れ、両面に焦げ目をつけたら蓋をして、火が通るまでじっくり焼く。
スモークさば
燻製は専用の器具を使うとそれなりに時間がかかるが、ダッチオーブンなら15分くらいでできる。「食材は下味に塩がついているものが向いています。チーズ、たくあんも美味しいですよ」
【材料(作りやすい分量/直径約15cmの重い蓋付き鍋を使用)】
塩さば…1枚(半身)
スモークチップ(サクラ)…適量
【作り方】
1. 塩さばはペーパータオルでしっかりと水けを拭き、鍋に入れやすいように長さを半分に切る。
2. 鍋にアルミホイルを敷き、スモークチップを大さじ山盛り1ほどホイルに平らに広げる。丸網を入れ、①を重ならないように並べ入れる。蓋をして中火にかけ、13~15分加熱する。
『クロワッサン』1163号より
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