暮らしに役立つ、知恵がある。

 

広告

「速く、ゆっくり、また速く」——“メリハリ歩き”で強くしなやかな体を目指そう

ウォーキングは体幹を整える運動の中でも手軽に始められるもののひとつ。正しい歩き方を知れば、無理なく、楽しく続けられます。医学博士の能勢博さんに、運動が苦手な人でも日々のウォーキング習慣で体幹や下半身を鍛えられる画期的な歩き方を教わりました。

イラストレーション・STOMACHACHE. 文・小林百合子

どのくらいの速さで歩けばいい?──速歩きの目安は自分の最大の歩行速度を10とした場合の7程度のスピード。息が弾みつつも、軽い会話ならできるくらいがちょうどいい。「何分で何km歩く」など距離を目標にせず、自分の速歩きのペースで3分歩くことが大切
どのくらいの速さで歩けばいい?──速歩きの目安は自分の最大の歩行速度を10とした場合の7程度のスピード。息が弾みつつも、軽い会話ならできるくらいがちょうどいい。「何分で何km歩く」など距離を目標にせず、自分の速歩きのペースで3分歩くことが大切
「速く、ゆっくり、また速く」——“メリハリ歩き”で強くしなやかな体を目指そう
どのくらいの速さで歩けばいい?──速歩きの目安は自分の最大の歩行速度を10とした場合の7程度のスピード。息が弾みつつも、軽い会話ならできるくらいがちょうどいい。「何分で何km歩く」など距離を目標にせず、自分の速歩きのペースで3分歩くことが大切
「速く、ゆっくり、また速く」——“メリハリ歩き”で強くしなやかな体を目指そう

「体幹を鍛えようと意気込んで筋トレを始める人がいますが、三日坊主になるくらいなら週2、3回歩くほうがずっといい」とアドバイスするのは、医学博士の能勢博さん。運動が苦手な人でも日々のウォーキング習慣で体幹や下半身を鍛えられる画期的な歩き方、「インターバル速歩」を提唱する。

インターバル速歩とは速歩きとゆっくり歩きを交互に3分ずつ繰り返す歩き方。これを週に計120分行うことで体幹や下半身の筋力強化や生活習慣病の予防などが期待できるという。

「肝心なのは長い距離を歩くことではなく、速歩きを行うこと。速歩きの目安は息が弾む程度で、これくらいの速度で歩くと体にほどよく負荷がかかり、効果的な有酸素運動ができます。筋肉への刺激が高まり、体幹や下半身が強化されるのはもちろん、体じゅうの細胞の代謝が上がることで脂肪燃焼効果も向上。さらに血管壁が刺激されることで全身の血流が改善しますし、骨密度の増加も期待できます」

速歩きのあとにゆっくり歩きをする理由を尋ねると、「そりゃ、疲れるからですよ(笑)」と能勢さん。「筋トレでもウォーキングでも単発で効果は得られませんから、継続することが大切。メリハリある歩き方をマスターすれば体への負担が少なく、散歩や通勤時でも行えて習慣化しやすいのです」

速歩きとゆっくり歩きでは理想的な歩行フォームが異なるので、下のイラストを見ながら実践してみよう。

ウォーキングの前後にはストレッチを

ウォーキングとはいえ、日頃から運動をしていない人にとって速歩きは体に負担がかかる。歩き出す前には必ずストレッチをして体をほぐしておこう。ストレッチで筋肉を温め、動きやすくすれば、運動効果は格段に上がり、肉離れや足首などのケガ、膝の痛み防止にもなる。また歩いた後のストレッチには体に溜まった乳酸を流す役割があり、疲労回復や筋肉痛の予防にも。体力に自信がない人や、日頃運動をしていない人はとくに入念に!

【背中・わき腹】手を組んで、頭上にまっすぐ腕を伸ばした状態で数秒キープ。かかとは上げない
【背中・わき腹】手を組んで、頭上にまっすぐ腕を伸ばした状態で数秒キープ。かかとは上げない
その姿勢から真横に上体を傾けて数秒キープ。反対側も同様に
その姿勢から真横に上体を傾けて数秒キープ。反対側も同様に
【背中・わき腹】手を組んで、頭上にまっすぐ腕を伸ばした状態で数秒キープ。かかとは上げない
その姿勢から真横に上体を傾けて数秒キープ。反対側も同様に
【アキレス腱・ふくらはぎ】片方の足を一歩前に出し、かかとをつけたまま前の膝を曲げ、上体をゆっくり前に倒し数秒キープ。反対側も同様に
【アキレス腱・ふくらはぎ】片方の足を一歩前に出し、かかとをつけたまま前の膝を曲げ、上体をゆっくり前に倒し数秒キープ。反対側も同様に
【股関節・内もも〜肩】両足を開いて立ち、腰をゆっくり落とした姿勢で数秒キープ
【股関節・内もも〜肩】両足を開いて立ち、腰をゆっくり落とした姿勢で数秒キープ
片方の肩を前に出してゆっくりひねる。反対側も同様に
片方の肩を前に出してゆっくりひねる。反対側も同様に
【股関節・内もも〜肩】両足を開いて立ち、腰をゆっくり落とした姿勢で数秒キープ
片方の肩を前に出してゆっくりひねる。反対側も同様に
  • 能勢 博

    能勢 博 さん (のせ・ひろし)

    医学博士

    信州大学学術研究院医学系特任教授。世界的に注目されるインターバル速歩を提唱。著書に『最高の歩き方 やせる! 若返る! 疲れにくくなる!』(世界文化社)など。

『クロワッサン』1162号より

広告

  1. HOME
  2. 「速く、ゆっくり、また速く」——“メリハリ歩き”で強くしなやかな体を目指そう

人気ランキング

  • 最 新
  • 週 間
  • 月 間

注目の記事

編集部のイチオシ!

オススメの連載