美容好きの息子、DIYにハマった夫【アンミカさんのお悩み相談室】
撮影・天日恵美子 スタイリング・金城祐美 ヘア&メイク・佐藤 耕
教えてアン ミカさん! 日ごろのモヤモヤすっきり解消。
悩みに寄り添って回答してくれたのは、人生に前向きなファンが多いアン ミカさんだ。
「悩みがあるのは一生懸命生きているからです。私は『自分に起こる出来事はすべて、自分の器を大きくするため、幸せになるために起きているんだ』と信じていますよ。みなさんも悩みに負けないでくださいね!」
息子が美容好きに
大学1年生の息子がいます。今どきの“美容男子”とでも言うのでしょうか。外出には日傘を欠かさず、週末には顔のパック。この間はバイト代で永久脱毛をしたとかで、ツルツルの足を自慢していました。正直、私としてはもう少し骨のある男に育ってほしかった。私の高価な美容液にもこっそり手を出しているみたいで、これだけはなんとかやめさせたいのですが。(50代・会社員)
親の思いを押し付けず、子どもの興味を尊重して。
昔はYMOさんと沢田研二さんくらいでしたが、今は男性もメイクするのが当たり前。骨のある男に育ってほしかったなんて、昭和の価値観を子どもに押し付ける親の身勝手です。お子さんは美容に興味を持ってワクワクしているのですから、思う存分やらせてあげましょう。自分に自信がつき、それが仕事につながるかもしれません。化粧品を一緒に買いに行って、仲良くコミュニケーションできるといいですね!
夫のDIY
夫がDIYにハマってしまい、時間を見つけては家のあちこちを改造するように。本人は楽しそうですが、寸法が合っていなくて使いづらかったり、いらない家具が増えて手狭になったり、不便です。どうしたら夫の熱を冷ますことができるのでしょうか?(30代・会社員)
作るなら完璧に作って!と はっきり言ってよし。
家はふたりの空間なんですから「私がほしいものを完璧に作って。それ以外はほんと困るから、ごめん!」と言っていいと思いますよ。いらない家具はフリマサイトで売るように勧めるのも手。お小遣いが稼げれば、夫も喜ぶはずです。
『クロワッサン』1123号より