「信頼できる人の声に耳を傾ける」、アタッシェ・ド・ プレスの黒田トモコさんの運気の整え方。
先の見えにくい世の中で、思考も揺らいでしまいがち。どんなときも清々しく生きているあの人から教わる、自分を調えるヒントとは。
撮影・馬場わかな 文・松本昇子
迷いを感じたら、信頼できる人の声に耳を傾けます。
“パワーストーンの水晶を 定期的に浄化します”
つい先日、宮崎県を旅してきたばかりだという黒田トモコさん。
「ご主人が宮崎県出身の友人から、帰省するたび神社へお参りすると聞いていて、偶然予定が合ったので案内してもらうことに。高千穂の神社巡りは特別な体験だったし、海に囲まれた青島神社はとてもおおらかな感じがして、神社仏閣に興味がわいてきました」
また「今の自分はどんな位置にいるんだろう」と感じると、臆せずにリーディングやカウンセリングを受ける。
「愛猫の命日が満月だったということもあり、わたしは満月になると気持ちがぐっと落ち込んでしまうみたいなんです。自分のバイオリズムを知って、そのタイミングで内面とゆっくり向き合う時間を持つようにしています」
友人に相談するのもいいけれど、プロの俯瞰の視点からアドバイスしてもらうことで「自分の進む道はこちらで大丈夫」とそっと背中を押されるという。
「毎日忙しく暮らしていると、不調を見逃しがち。気付かないうちに身動きが取れなくなっている、なんてことになる前に、いろいろな人の力を借りて思考を整理することも、ひとつの気の調え方なのかなと思っています」
『クロワッサン』1074号より