杉山愛さんのパワーの源、2人の子どもと湘南暮らし。
撮影・土居麻紀子 文・一澤ひらり 構成・中岡愛子
パワーの源は2人の子どもと、湘南の自然な日々の暮らしから。
46歳で第2子を出産、今年に入ってテニスを再開した杉山愛さん。
「昨年4月に都内から湘南へ転居したのですが、その年の7月に娘が生まれ、慌ただしく時間が過ぎました。今年はやっと湘南の夏を満喫できそうです」
杉山さんにとって湘南は幼少期を過ごした、愛着深く、自然豊かな土地。ここに住むことは自分の体と心の声に耳を傾けるきっかけにもなった。
「オンとオフのメリハリがつくようになりましたね。自宅が海から車で5分ほどの所にあり、父が夫と息子を釣りに誘ったのがきっかけで海によく行きます。娘を抱っこしながら、堤防で家族が釣りをしているのを眺めるのは幸せな時間です。夫が魚をさばきますが、私もアジを開けるようになったんです」
夏の湘南生活を健やかに過ごす対策として、気をつけているのが冷房冷え。
「クーラーで手足が冷えてしまうので、しっかりと湯船に浸かります。お風呂が大好きで、いまは重炭酸入浴剤が心地よくて、温かさに包まれる感じです」
寝る前に毎日行う呼吸法は現役時代から行う大事なルーティン。
「ポジティブなことをイメージしながら深い腹式呼吸をすることで、疲れや不安を手放せてぐっすり眠れます。心の柔らかさをキープできるんです」
私の夏の必需品
家族が大好きな夏野菜のそうめん。具材はリコピン豊富なトマト、DHA・EPAの多いサバ缶、これにみょうがや大葉の香味野菜でさっぱりとした涼味。
水を飲むのがあまり得意ではないという杉山さん。喉越しのいい炭酸水なら飲みやすく、妹から贈られた「ソーダストリーム」で作って毎日飲んでいる。
就寝時もスマートウォッチをつけたまま。睡眠時間や睡眠の質などがわかるアプリ「オートスリープ」を活用。睡眠が見える化され、体調を整える手段にも。
中性重炭酸入浴剤の「ホットタブ ウェルネス」を愛用。有効成分が温浴効果を高め、体を芯から温めて血行を促進、冷えや肩こりなどの症状を緩和する。
『クロワッサン』1073号より
広告