そば粉のお団子ニョッキ風【ビジンサマレシピ】
レシピ提供:中村恭子
そば粉のお団子ニョッキ風
今回はそばの香りとモチモチした食感を楽しめる一口サイズのそば粉のお団子をご紹介します。イタリアの家庭料理ニョッキのようにソースを絡めても良いですし、椀種やお汁粉にも合いますよ。
写真のようにオリーブオイル、香草とニンニクを合わせたソースに絡めるとワインにもぴったり。軽めから中口くらいの赤ワインとの相性が良さそうです。
ちなみにこの赤ワインはワイン発祥の地と言われているジョージア国産で、無農薬・無肥料で育てられたぶどうを野生酵母で発酵・熟成させたサスティナブルワインです。また原料のサペラヴィという品種は果皮だけでなく果実まで濃い色をした「不老不死の霊薬」として知られています。
ところで、信州でも古来より野生種の山葡萄(現在は栽培もされているようです)のお酒が作られているのですが、野性ならでは力強く複雑な味わいはどこか通ずるものがあるように感じられました。
ジョージアワインにご興味ある方はこちらから。↓
グランニーノジャパン株式会社
https://www.grannino.co.jp
山葡萄のぶどうのお酒に興味のある方はこちらから。↓
信州まし野ワイン株式会社
http://www.mashinowine.com
【材料】
40〜50個分
そば粉 100g
白玉粉 100g
水 140cc前後
【作り方】
●「ビジンサマレシピ」について
信州と甲州にまたがる八ヶ岳連峰の一つ蓼科山にはビジンサマという神様が住んでいて「ビジンサマが山を通る日、人は山仕事を休む」という言い伝えが残されています。「休む」ことは、美しく健やかな体づくりに必要なこと。ビジンサマの語源はもしかしたら「美人様」なのかもしれません。
蓼科塾では「休む」神様ビジンサマにちなみ、ビジンサマのお膝元である信州から「休む」ためにふさわしい体に優しい食材を使い卵や乳製品などの動物性食材を使用せず昔ながらの伝統的な調味料で作る「ビジンサマレシピ」を提案しています。
信州といえば、麹を使った味噌や甘酒などの発酵食品や、蕎麦、キビ、アワなどの雑穀、山野草にきのこ、リンゴや杏、ぶどうなどのフルーツ、寒天や高野豆腐などの乾物類などなど、美味しくて体に良い食材の宝庫。中には美容・健康効果の高い食用ほおずきといった、あまり流通していない食材もあり、入手方法から調理方法までお伝えしていきます。
「ビジンサマレシピ」で美しく健やかな体づくり、してみませんか?
中村恭子●一般社団法人蓼科塾代表/地産地消料理研究家/健康管理士。 2011年東京都より長野県茅野市に移住し信州の地産地消に根ざした「ビジンサマレシピ」の開発を手がけている。