贅肉ナシ! の料理家が考案、筋肉を減らさずに痩せるスープ。
撮影・黒川ひろみ 料理製作、スタイリング・牛尾理恵
ご覧のとおり、一切無駄のない引き締まったボディの牛尾理恵さん。現在47歳だが、実は30代の頃は今より10kg以上は太っていたという。
「体脂肪率も30%超え。こんな体のままでいたくないと、40代を目前に一大決心。糖質を控えめにするなど、食生活を変え、ジムに通い始めました」
8カ月ほどでスルスルと10kg減量。満足して食事制限を解くどころか、がぜん、体づくりに関心が高まり、
「しっかりめの筋トレをして、42歳のときにはフルマラソンに挑戦するまでに。最近はスパルタンレースという過酷な障害物レースにも出場しています。ロープを腕の力だけでよじ登ったり、20kgの砂袋をかついで走ったり。’19年は年代別の部門で1位になったんですよ!」
もともと運動が得意だったのかと思いきや、
「スポーツ経験もなく、運動神経もよくはなかった(笑)。でもね、そんな私が変わったんだから、何歳になってからでも体は変わるんです。これは声を大にして言いたいですね」
しかしながら、昨年はコロナの影響で、ジムに通いづらくなるなど、体を動かす機会が激減してしまった。
「体力が落ちる感覚があり、これは長期戦になりそうだ、家でもちゃんとトレーニングしよう、と本格的なダンベルを買い、一部屋を“トレーニングルーム”に。仕事や家事がすべて終わった夜に1時間ほど筋トレをするのが習慣になりました。己と向き合う大切な時間になっています」
牛尾さんが毎日、家の中でやっていること。
拭き掃除は手を大きく動かし、体をぐんと伸ばすように。「意識してちょこちょこ体を動かすようにしています。掃除は大好き!」
自重を生かして下半身を鍛える。1時間の筋トレ後、余力があれば、さらに20〜30分ほどランニング。これとは別に愛犬の散歩も日課。
10kgのダンベルを2個購入。ベンチとソファを使い、胸の周りを鍛えたり、両肩にかついでスクワットしたり。様々なフォームを工夫。