暮らしに役立つ、知恵がある。

 

鶏の旨味を吸ったごぼうが隠れた主役。手羽元とごぼうの甘酸っぱ煮【今井亮さんのレシピ】

時間がなくても、本格的な中華鍋がなくたって、大丈夫。誰にでも簡単に作れて、間違いなく美味しい料理が食べたい。
そんな気持ちを満たす「家中華」のレシピを料理家の今井亮さんに教わります。

撮影・合田昌弘 スタイリング・渡邊美穂 文・板倉みきこ 撮影協力・UTUWA

鶏の旨味を吸ったごぼうが隠れた主役。手羽元とごぼうの甘酸っぱ煮【今井亮さんのレシピ】

【材料(2〜3人分)】
鶏手羽元 6本
ごぼう 100g
長ねぎ 1/2本
ごま油 大さじ1

A にんにくの薄切り 1かけ分
 水 2カップ
 しょうゆ 大さじ2
 砂糖 大さじ2
 酒 大さじ1
 米酢 大さじ1

【作り方】
1.
ごぼうはよく洗い乱切りにする。長ねぎは5cm幅に切る。手羽元は骨に沿って切り込みを入れる。
2.フライパンにごま油を中火で熱し、手羽元を入れて全体に焼き色をつける。ごぼうを加えて炒め、Aを加えて沸騰したら落とし蓋をして弱めの中火で20分ほど煮る。
3.汁気が1/4程度になったら長ねぎを加えて強火にし、とろみをつけて器に盛る。

ごぼうのほか、キノコや大根、カブもおすすめ。カブは煮崩れしやすいので最後のほうに加えて。

ポイント

1.骨に沿って包丁を深めに入れておくと出汁が出て、火の通りもいい。
1.骨に沿って包丁を深めに入れておくと出汁が出て、火の通りもいい。
2.焼き色をつけると香ばしさが増し、鶏肉の味がしまって脂も溶け出る。
2.焼き色をつけると香ばしさが増し、鶏肉の味がしまって脂も溶け出る。
3.仕上げは強火にし、残った汁気を一気に乳化させて具材にからめる。
3.仕上げは強火にし、残った汁気を一気に乳化させて具材にからめる。
1.骨に沿って包丁を深めに入れておくと出汁が出て、火の通りもいい。
2.焼き色をつけると香ばしさが増し、鶏肉の味がしまって脂も溶け出る。
3.仕上げは強火にし、残った汁気を一気に乳化させて具材にからめる。
  • 今井 亮

    今井 亮 さん (いまい・りょう)

    料理家

    京都の老舗中華料理店で修業を積み、料理家のアシスタントを経て独立。雑誌やウェブなど幅広く活躍。著書に『美酒佳肴 中華つまみ』(成美堂出版)など。

『クロワッサン』1031号より

  1. HOME
  2. 鶏の旨味を吸ったごぼうが隠れた主役。手羽元とごぼうの甘酸っぱ煮【今井亮さんのレシピ】

人気ランキング

  • 最 新
  • 週 間
  • 月 間

注目の記事

編集部のイチオシ!

オススメの連載