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ホクホク食感の大豆を肉に見立てて。精進餃子【今井亮さんのレシピ】

時間がなくても、本格的な中華鍋がなくたって、大丈夫。誰にでも簡単に作れて、間違いなく美味しい料理が食べたい。
そんな気持ちを満たす「家中華」のレシピを料理家の今井亮さんに教わります。

撮影・合田昌弘 スタイリング・渡邊美穂 文・板倉みきこ 撮影協力・UTUWA

ホクホク食感の大豆を肉に見立てて。精進餃子【今井亮さんのレシピ】

【材料(24個分)】
キャベツ1/4玉(約300g)
大豆の水煮100g
ニラ1/4把
桜海老5g
餃子の皮24枚
塩小さじ1

A サラダ油大さじ1と1/2
 片栗粉大さじ1
 生姜のみじん切り1かけ分
 味噌大さじ2
 酒大さじ1
 砂糖小さじ1
 ごま油小さじ1

【作り方】
1.
キャベツは粗みじん切りにし、ボウルに塩と合わせ混ぜ、10分おき水気を絞る。大豆、桜海老は粗みじん切り、ニラは5mm幅に切る。
2.塩もみしたキャベツ、大豆、ニラ、桜海老、Aをボウルに入れ、混ぜ合わせる。餃子の皮に大さじ1程度のせ、ふちに水をつけて包む。
3.フライパンにサラダ油大さじ1/2をひいて餃子を並べる。中火にかけて1分経ったら熱湯を1/2カップ入れて蓋をし、4〜5分蒸し焼きにする。水気がなくなったら残りのサラダ油を回し入れて焼き目をしっかりつけて器に盛る。

上を蒸し、下は揚げるイメージで仕上げるとうまくいく。下味がついているのでこのまま食べられる。

ポイント

1.シャキシャキの食感を生かしたいのでキャベツは粗めに切る。
1.シャキシャキの食感を生かしたいのでキャベツは粗めに切る。
2.大豆と相性の良い味噌がコクをプラス。具材をしっかり混ぜて。
2.大豆と相性の良い味噌がコクをプラス。具材をしっかり混ぜて。
3.蒸し焼きする際、水ではなく熱湯を使えば皮がグズグズにならない。
3.蒸し焼きする際、水ではなく熱湯を使えば皮がグズグズにならない。
4.水分がなくなった段階で油を入れ、揚げるように焼いて仕上げる。
4.水分がなくなった段階で油を入れ、揚げるように焼いて仕上げる。
1.シャキシャキの食感を生かしたいのでキャベツは粗めに切る。
2.大豆と相性の良い味噌がコクをプラス。具材をしっかり混ぜて。
3.蒸し焼きする際、水ではなく熱湯を使えば皮がグズグズにならない。
4.水分がなくなった段階で油を入れ、揚げるように焼いて仕上げる。
  • 今井 亮

    今井 亮 さん (いまい・りょう)

    料理家

    京都の老舗中華料理店で修業を積み、料理家のアシスタントを経て独立。雑誌やウェブなど幅広く活躍。著書に『美酒佳肴 中華つまみ』(成美堂出版)など。

『クロワッサン』1031号より

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