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にんじんの甘みと香りが隠し味。トマトと卵のふんわり炒め【今井亮さんのレシピ】

毎日の食事作りで悩んだとき、頼りになるのがそう、中華料理。
炒めものや和えものなど、家庭のおかずは中華のエッセンスがベースになっていることが実は多いのです。
時間がなくても、本格的な中華鍋がなくたって、大丈夫。
誰にでも簡単に作れて、間違いなく美味しい料理が食べたい。
そんな気持ちを満たす「家中華」の数々を、さっそく。

撮影・合田昌弘 スタイリング・渡邊美穂 文・板倉みきこ 撮影協力・UTUWA

にんじんの甘みと香りが隠し味。トマトと卵のふんわり炒め

にんじんの甘みと香りが隠し味。トマトと卵のふんわり炒め【今井亮さんのレシピ】

【材料(2人分)】
卵 3個
トマト 1個
にんじん1/4本
長ねぎ 5cm分
塩、こしょう  各少々
サラダ油 大さじ2と1/2

A水 大さじ1
 オイスターソース 大さじ1
 酒 大さじ1
 しょうゆ 小さじ1
 ごま油 小さじ1
 片栗粉 小さじ1/2

【作り方】
1.
トマトは湯剥きをし、大きめの一口大に切る。にんじんはすりおろし、ボウルに卵、塩、こしょうと合わせてよく溶く。長ねぎは小口切りにする。Aは混ぜ合わせておく。
2.フライパンにサラダ油大さじ2を中火で熱し、卵液を入れて30秒ほど炒めて取り出す。
3.残りのサラダ油を入れてトマト、長ねぎをさっと炒める。フライパンの手前を空けてAを入れ、しっかり温まったら卵を戻し手早く炒め合わせて器に盛る。

トマトは皮を剥いて食感が柔らかくなることで卵とよくなじみ、味ものりやすくなる。

ポイント

1.トマトの皮がパンパンに弾けそうになるまで、熱湯に漬ける。
1.トマトの皮がパンパンに弾けそうになるまで、熱湯に漬ける。
2.氷水に取り、皮を剥く。トマトを火に掲げて皮を剥いてもいい。
2.氷水に取り、皮を剥く。トマトを火に掲げて皮を剥いてもいい。
3.最初は炒めるより、熱々に熱した油で卵液を膨らませるのが目的。
3.最初は炒めるより、熱々に熱した油で卵液を膨らませるのが目的。
4.卵がゆるく固まったところでいったん取り出し、最後にまた戻す。
4.卵がゆるく固まったところでいったん取り出し、最後にまた戻す。
1.トマトの皮がパンパンに弾けそうになるまで、熱湯に漬ける。
2.氷水に取り、皮を剥く。トマトを火に掲げて皮を剥いてもいい。
3.最初は炒めるより、熱々に熱した油で卵液を膨らませるのが目的。
4.卵がゆるく固まったところでいったん取り出し、最後にまた戻す。
  • 今井亮

    今井亮 さん (いまい・りょう)

    料理家

    京都の老舗中華料理店で修業を積み、料理家のアシスタントを経て独立。雑誌やウェブなど幅広く活躍。著書に『美酒佳肴 中華つまみ』(成美堂出版)など。

『クロワッサン』1031号より

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