A.婦人科での治療と、保湿剤でのセルフケアが基本。
エストロゲンが減少することで、コラーゲンやエラスチン、水分が失われ、皮膚や粘膜が乾燥します。その結果、かゆみだけではなく、痛くて自転車に乗れない、おりものシートがこすれて痛いなどの不快症状が増えるのです。
更年期症状が日常に差し支えが出るほどになると、それは更年期障害。女性ホルモン補充療法(HRT)などが保険適用で受けられます。全身性のケアですので、皮膚や目や口、腟の粘膜などのうるおいが戻ってきます。ただ、皮膚が薄く敏感になってきていますので、セルフケアも必要ですね。体は泡でなで洗い、入浴後は専用の美容液を使うのもおすすめです。