老けた印象になるペタンとしたつむじ、ボリュームアップするには?
正面から見てOKと思ったその髪型、実は落とし穴だらけかも。弱点を悪目立ちさせないための対策や日頃からのケア方法を、ヘア&メイクアップアーティストの大谷亮治さんに教えてもらった。
撮影・青木和義 ヘア&メイク・大谷亮治 スタイリング・高島聖子 モデル・大浦サト イラストレーション・山中玲奈 文・嶌 陽子
ドライヤーとブラシでボリュームをアップさせる。
自分ではあまり意識していないものの、加齢の影響が出やすいのがつむじ。まわりの髪の毛が立ち上がらずにペタンとしたり、地肌が露わになっていることも。それだけで一気に老けた印象になるから、要注意だ。
「その人が持っている、つむじのもともとの性質が原因の場合もありますが、加齢によって髪の毛が細く、少なくなってくると、よけいにペタンとして見えたり、地肌が透けて見えたりしてしまいます」
対処法は、つむじのまわりの髪の毛をブローすること。ブラシで毛を根元から引っ張り上げ、ドライヤーを当てていく。しばらくするとつむじの周囲の髪にボリュームが出て、ペタンとした形が解消。見えていた地肌も隠れるようになる。ぜひ朝のスタイリングに取り入れたい。
「コツは、ブローの際に髪の毛を垂直よりやや斜めに引っ張り上げること。こうすることで、自然なボリュームが出しやすくなります」
Before
まわりの髪が立ち上がっておらず、ペタンとして見えるつむじ。自分では気づかないが、地肌が目立つ状態。
Point
つむじのまわりの髪をブラシで根元からやや斜め上に向かって引っ張り上げ、ドライヤーを当てる。
After
まわりの毛が立ち上がったことで、ふんわりとしたきれいな形に。見えていた地肌も隠れた。
解決!
ふんわりとしたつむじは、若々しい印象。髪を結ぶ習慣のある人は、つむじの薄毛を招くので要注意。
『クロワッサン』1033号より
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