「虫歯や歯周病を治しても同じ箇所に何度も起こるのは、歯ぎしりと食いしばりが原因かもと想定。特定の歯に過度な力が加わってヒビが入り、虫歯菌などが侵食するからです」(小原澤さん)
また、日々の歯ぎしりや食いしばりには姿勢の影響が大きい。
「外反母趾の人、前かがみの姿勢の人、上顎の発育不全で唇を閉じられない人は顔が前に出やすいため、噛む筋肉・咀嚼筋などに余計な力が入り、歯ぎしりを生むのです」
小原澤さんは、寝ている間の歯ぎしりを軽減するため、口元の緊張を緩和するサプリメントも考案。
「歯の健康維持と安眠効果があるのでは、と期待しています」