簡単風水で玄関を整えて、新年こそいい運気を呼び込む。
撮影・小笠原真紀 スタイリング・荻野玲子 イラストレーション・酒井真織 文・板倉みきこ
2020年は、金運に深く関わる“庚子”と“七赤金星”が巡る年。
60年に一度巡る六十干支(ろくじっかんし)の「庚子(かのえね)」も、九星気学(きゅうせいきがく)でみる年運の「七赤金星(しちせききんせい)」も、金運と縁が深い。玄関を整えれば、金運を呼び込みやすい。
玄関は、家の中でも常にきれいにしておきたい場所。清らかな玄関で新しい年を迎えるため、風水の知恵も取り入れてみたい。風水は、自然の気の流れを生かした環境に周囲を整えることで、自分の運を活性化していくという東洋古来の考え方だ。
「風水は、いかに心地よく生きるかを知るための、今に生きる知恵です。環境がその人を作りますが、運を磨きたいなら、いつもいる場所=家を整えることが大事。特に、“縁”や“運”が出入りする場所になる玄関は、家のパワースポットです。ここを整えないことには何も始まりません」と語るのは、これまで1万件以上の物件をカウンセリングしてきた谷口令さん。
「散らかっているのは当然ダメですが、ニオイがこもっていたり、物の色や柄が氾濫していたり……。残念ながら、風水的にはNGなお宅がほとんどなんです」
玄関が整理整頓され、余計なものがない状態だと気が流れやすくなり、自ずと運が上がっていく。
「風水では目に入るものすべてが運を作ると考えます。使わないもの、不要なものを片づけ、玄関を常にきれいで明るい状態にしていると、風や光など自然のエネルギーが流れ始め、欲しい運が玄関から入りやすくなります。自分にとって心地よいかも大切な基準です」
目指すのは、清潔感と穏やかさ、落ち着きがある空間。谷口さん自身も実践している玄関風水のアイデアを、早速取り入れてみよう。
あなたの家は大丈夫? こんな玄関は運気が下がる!
理想の玄関は、物の色、形を厳選。心休まる空間に仕上げて。
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