山本浩未さん流、簡単蒸しタオルの作り方と朝の洗顔替わりのケア。
紫外線などのダメージを受けた夏の肌は、温めて柔らかくすることが先決。蒸しタオルを使って化粧品の浸透を高める方法も教えてもらいました。
撮影・玉置順子(t.cube/人物)、藤井マルセル(t.cube/商品) スタイリング・白男川清美 ヘア&メイク・山本浩未 モデル・樹神 文・山本有紀 撮影協力・UTUWA
朝の洗顔の代わりに蒸しタオルで肌を拭く。山本浩未さんの日課というこのケア、実は夏の終わりにこそ効果的。
「紫外線を浴びた肌は、角質が硬くなってごわついています。温めてゆるめることで肌がふんわり柔らかくなり、化粧品の吸収もぐんとよくなるんです」
最近では、「温度」と「香り」のこだわりを加えて新たな提案もしている。
「まず、蒸しタオルは50度にすること。風邪で喉が痛い時に『50度のお湯でうがいするといい』というお医者さんの話を聞いて、弱った細胞を元気に蘇らせる温度なんだと考えました。肌もきっと同じ。以前、野菜の50度洗いも流行りましたよね。沸騰したお湯と同量の水で簡単に作れるのも利点」
さらに、湯に精油を含んだエッセンスを数滴たらすのもポイントだ。
「蒸しタオルの蒸気とともに香りを吸い込み、精油の効果を全身に巡らせるんです。この時、腹式呼吸も忘れずに。白湯を飲みながら行えば、体が内外から温まり、肌も気持ちも上向きます」
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