Vol. 43 乳がん術後のセルフケアに役立つオイル
この連載コラムでは、女性医療ジャーナリスト、増田美加が“女性の医療最前線”を毎回お伝えしています。
今回は、スキンケアに役立つ美容オイルのお話。その名も「バイオイル」。このコラムでどうしても紹介したかったオイルなのです。
なぜかというと、「バイオイル」を販売している株式会社ジャンパールは、社を挙げて、乳がん患者さんの治療後のQOL(クオリティオブライフ)を応援しているから。
「バイオイル」は、傷が完治した後に肌に残る傷跡を、継続使用することで薄く目立ちにくくする「跡ケア」のための保湿化粧品の美容オイル。
傷が完治(表皮がくっつく、もしくは上皮化)した後、肌の表面に残ってしまう跡を、徐々に薄くするのを助ける効果があります。
・軽い傷跡ケア すり傷跡、切り傷跡、ニキビ跡、虫刺され跡、軽度のやけど跡など
・重い傷跡ケア 手術跡、ケガの跡、やけど跡から、妊娠線を含むストレッチマークまで
・エイジングケア 乾燥による小じわを目立たなくします(効能評価試験済み)
臨床試験もしっかり行っています。
有用成分は、4種の植物由来成分(ラベンダーオイル、ローズマリーオイル、カモミールオイル、トウキンセンカエキス)と、2つのビタミン(ビタミンA、ビタミンE)。
そして、独自のデリバリー成分ピュアセリンオイルTM(PurCellin OilTM)を配合することで、有用成分を肌深部まで素早く浸透させ、傷跡ケア効果を発揮します。
オイルにありがちなベタベタ感がなく、サラッ。保湿効果は長時間あります。「跡ケア」だけでなく、顔~全身の保湿ケアやエイジングケアとしても使えます。
昨年9月には「乳がん手術体験者200名による意識調査」も行っています。
今、乳がん治療は多岐にわたり、手術だけでなく、放射線、ホルモン療法、抗がん剤、乳房再建手術…と、がん治療の進歩、向上とともに、さまざまな治療による副作用対策が重要になってきています。
乳がんは、家庭でも社会でも働き盛りの女性に多いがんのため、なおさら。特に女性は、皮膚トラブルについては敏感です。
手術の傷跡、癒着、ひきつれ、乾燥、肌荒れ、発疹、かゆみ、くすみ、爪の変化…。がん治療によってさまざまな皮膚トラブルが起こります。
副作用がひどいと、治療を途中で挫折してしまう女性も少なくありません。ですから、女性にとって、治療中、治療後の副作用対策としての肌ケアは、前向きに治療を継続するためにとても大事。治療を途中でやめてしまうことは、命にもかかわるのです。
今、医療現場では、アピアランス(外見)支援の重要性が認識されはじめ、国立がん研究センターでも、『アピアランス支援センター』がオープン。
株式会社ジャンパールは、日本で「バイオイル」をいち早く、乳がん患者さんのQOLアップ、術後の傷跡、肌荒れケアに役立ててもらおうと、活動している実績ある会社です。
その先頭に立っているのが、バイオイル担当の宮地優美子さん。仕事を超えた情熱で活動している素晴らしい女性です。
「バイオイル」の製造元ユニオン-スイス社は、南アフリカ共和国に本社があるグローバル企業。「バイオイル」は英国、米国、カナダ、オーストラリア、イタリア、ドイツ、スイス、北欧、南米、香港、 南アフリカ共和国など世界94か国のファーマシーやドラッグストアで販売されています。
なかでも、日本のジャンパールは、乳がんや熱傷、形成外科、皮膚科、産科などの医療関係者、患者会で広く知られ、ジワジワと「バイオイル」の認知度、売上が上昇していることが評価され、2013年度、グローバルでThe Distributor of The Yearを受賞しました。
写真の後列左から、バイオイルの製造元ユニオン-スイス社のカントリー・ダイレクター マーク・コルベット(アジア・オセアニア担当)、CEO ジャスティン・レチャート(兄)、COO デーヴィッド・レチャート(弟)、前列左から、日本のジャンパールの宮地優美子さん、中原さん。
こんな企業がこれからも益々増えていってくれることを、私も乳がんサバイバーのひとりとして期待しています!
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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。
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