厳選 台所仕事がはかどる道具〜ふきん編〜
【品のある暮らし】vol.13
洗い物の仕上げから、調理補助、台吹きなど、キッチンで大活躍のふきん。機能面でもデザイン面でも優秀なものをその道のプロたちに教えてもらいました。
一番人気。白雪ふきん

上・白雪彩ふきん 648円、下・白雪ふきん 486円(白雪ふきん ☎︎0742・22・6956)

8枚重ねの厚さで残った水滴を一気に拭き取る。
一番人気だったのが、白雪ふきん。
「さっと拭いて水滴が残らない、安心感のある厚さがうれしい。白雪ふきんは台所に常に4、5枚ほどあります」と話すのは料理家の渡辺有子さん。
その理由としては、優れた吸水性と速乾性、清潔な白さを長く持続する点が大きいそう。
inkyoの中川ちえさんも「汚れても漂白すれば元の白さに。我が家ではずっと定番です」と絶賛します。
ざっくりとした風合いが魅力。フォグリネンワークの麻のふきん。

左からリネンキッチンクロス厚地、同、リネンシャンブレーキッチンクロス、リネンキッチンクロス、リネンライン入りキッチンクロス、同 各1188円(フォグリネンワーク ☎︎03・5422・5610)

大きさもたっぷりあるので、大皿なども拭きやすい。
水気をすぐに吸収し、乾きが早いリネンも食器拭きの定番人気です。
「とにかく丈夫で長持ち。上質なリネンは使うほどに風合いが生まれるのも味わいになって素敵」と
語るのは、スタイリストの渡邊美穂さん。
フォグリネンワークの麻のふきんは、普段使いをテーマにざっくり織られたリトアニア製。料理研究家の渡辺有子さんも落ち着いた色合いが気に入って愛用しているそうです。
エコから生まれたスグレモノ・びわこふきん

びわこふきん 400円(東急ハンズ渋谷店 ☎︎03・5489・5111)

洗剤不要。柔らかな綿糸ならではの吸水力、吸油力。
琵琶湖の水質汚染が問題になったころ、浄化の一助になればと誕生。
「がら紡績で、ぬるま湯で洗えば洗剤なしでも油汚れがきれいになるんです」と、料理研究家の有元葉子さん。
蒸し布や濾し布、くたびれたら台拭きや雑巾に。ふきんの貢献度は台所一。
構成・浦本真梨子
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