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カリフォルニア・セントラルコーストの旅③

  • 取材・写真・文/斎藤理子

美しい街並のサンタバーバラ、
そして癒しの街オーハイへ。

突き抜けるように青く澄んだ空、陽光にあふれた温暖な気候。豊かな食や先進的な街の雰囲気。カリフォルニアは、どんな時代にも人々を惹き付ける魅力に満ちています。ロサンゼルスやサンフランシスコといった大都会も素敵だけれど、そこを離れて西海岸を北上すれば、個性にあふれた街が次々に出迎えてくれます。前回旅したサンルイスオビスポ郡を南下し、サンタバーバラ郡(Santa Barbara Region)へ。アメリカのリビエラと言われるサンタバーバラ(Santa Barbara)、そして西海岸随一のパワースポットであるオーハイ(Ojai)をご紹介します。

陽光あふれる海辺の街は、洗練された雰囲気。

ロサンゼルスから車で北に約1時間。サンタバーバラは、風にそよぐ椰子の木々や咲き誇るブーゲンビリアの花の合間に、赤味がかったオレンジ色の屋根に白い漆喰の壁の建物が並ぶ、スパニッシュ・コロニアル様式の美しい街です。歴史的建造物を上手に残しつつ、高層ビルを排除した景観整備で作り上げられた品格がある街並みは、アメリカン・リヴィエラとも、アメリカ1美しい街とも呼ばれるほどの景勝地。

サンタバーバラは、ロサンゼルスから日帰りできる距離にある高級リゾート地として、昔からハリウッドセレブや著名人をはじめ多くの人々を魅了してきました。抜けるような青空が毎日のように続く温暖な気候は、カリフォルニアのイメージそのものですが、ヨーローッパ調の落ち着いた街の雰囲気が、大人もゆっくりとすごせる居心地の良さを漂わせています。

まずは、海辺の街らしいマリーナへ。
絶品の獲れたてウニが待っています。

こじんまりした街は、主要な場所を歩いて回れるのが観光客には嬉しいかぎり。まずは、人気スポットのスターンズ・ワーフ(Stearns Wharf)があるマリーナへ。

1872年に建造されたスターンズ・ワーフは、もともと船の発着所として使われていた木造の桟橋ですが、お洒落なシーフードレストランがまわりに登場するに連れ、次第に観光名所になった場所です。

マリーナは今でも現役の漁港として稼働しているため、朝早く行けば漁師さんたちがその日獲れた魚を水揚げしているシーンを見ることができます。朝市も開催され、新鮮そのもののロブスターやウニを地元の人々が購入していくのはうらやましいかぎり。

特にサンタバーバラのウニは、日本にも輸出されるほどの特産物。群生する昆布をたっぷり食べて育つウニの美味しさには定評があります。スターンズ・ワーフではなんと、獲れたてのウニをその場で食べることができるんです。獲ってきた漁師さんが自ら殻を開けて手渡してくれるウニは、甘味と滋味たっぷり。ウニ自体の塩気で充分美味しいのですが、携帯用のお醤油を持参すれば言うことなし!朝から獲れたてウニ三昧の贅沢が味わえます。

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