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短時間で終わる大掃除!【窓拭き&カーテン洗濯】

手順と動線を重視して、ムダな動作や時間をなくせば時短で大掃除ができる。窓拭きとカーテンの洗濯が効率よく終わる時短テクニックを掃除家の東いずみさんに教えてもらいます。
  • 撮影・岩本慶三 文・後藤真子

家じゅうピカピカに暮らすための、時短のアイディアとは?

幼稚園に通う子どもが3人いて、さらに猫が4匹もいるのに家じゅうピカピカにして暮らしている東いづみさん。拭き掃除が主体の東さんの掃除術には時短のアイデアがいっぱい詰まっている。大前提は3つあり、手順と動線を整理して合理的に行うこと、汚れの特性に応じた落とし方を選ぶこと、道具は少数精鋭に絞ること。道具のうち、もっともこだわっているのは、繰り返し使うマイクロファイバークロスだ。

「普通タイプのマイクロファイバークロスは2色常備し、色で用途を分けています。オレンジは家具と家電、青は床です。加えてガラス用タイプ、バスルーム用には掻き取る力の強いタイプを愛用しています」

ほかによく使うのが使い捨て感覚のウエス(使い古した綿のタオル等)、雑巾ワイパー、セスキ炭酸ソーダ、食器用洗剤、歯ブラシ、ミニほうき&塵取り。シンプルで手軽なものばかりだから、すぐに真似して始めたくなる。

窓拭き&カーテン洗濯を時短で

窓の掃除はカーテンの洗濯とセットで行うと効率的。めったにカーテンを洗わない人も年に一度、大掃除の機会にぜひ。先にカーテンを外し、洗濯中に窓拭きを。「洗濯後のカーテンは湿ったままレールにつけてしまい、窓を開け風を通して干しています」と東さん。

1. カーテンを外したほうが窓掃除は楽。せっかくなら同時進行でカーテンを洗うと一石二鳥で時短。

2. カーテンはレースも厚いカーテンも一気に外す。一部屋の窓をすべてまとめて行うと時間効率がよい。

3. 「フックはつけたまま内側に折りこんでたたみ、洗濯ネットに入れてしまいます」。それなら簡単。

4. 洗濯ネットに入れたカーテンを洗濯機へ。汚れの多いカーテンは別にして回を分けて洗うのがこつ。

5. 洗濯機が回っている間に窓掃除。部屋側は皮脂汚れなのでガラス用のマイクロファイバークロスを水で絞り「一筆書き」の要領で拭く。

6. 1枚のガラスを下まで拭いたら、立つついでにサッシを包むように握って下から上へ拭いていく。

7. 部屋側が終わったら、ガラスの外側を濡れたウエスで拭き、汚れが取れたらクロスで乾拭き。

8. 網戸は、ガラスの外側と同じく濡れたウエスで拭く。2枚を両手に持ち、表と裏から挟むとよい。

9. サッシの溝は拭く前に歯ブラシ(使用済みのものでOK)で、たまっている汚れを掻き出す。

10. ウエスの上から指を溝に入れ押し当てて拭く。細い溝はカード類を使って押し当てるのも方法。

東いずみ●掃除家/ブログ「子供とペットとスッキリ暮らす」で発信する掃除術が大人気。著書に『「掃除が苦手」と思っていたけれど。』(KADOKAWA/メディアファクトリー)ほか。

『クロワッサン』939号より

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