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【前編】ほんとうに役に立つ? スマホで管理するクローゼット

無料で入手できるスマホ用のクローゼット管理アプリが便利だと評判。本当に役に立つのか試してもらいました。
  • 撮影・森山祐子 文・芳沢祐子

「普段は決まった服を着回しているだけなのに、溜めこんだ私の服が、家の収納スペースを圧迫しています。片づけなければと思うのですが……」

クロワッサン倶楽部会員の上村朋美さんは、0歳と3歳の男の子の子育てに奮闘中。気にはなっているものの、収納にまで手がまわらないのが現実。「年に3回ほどは、要らないものを整理します。でも、私は捨てるのが苦手。今、新居を建てていて、来年の3月には引っ越しする予定なので、それまでに、なんとかもう少しスッキリさせたいと思っていました」

『スタイリシャス』のトップ画面。洋服やバッグなどを撮影して分類することで、どんなアイテムをどのくらい持っているかを把握できるアプリ。

そこで、シンプルライフを提案する金子由紀子さんに、上手な洋服の片づけ方を指南してもらうことに。「仕舞ったまま忘れている服がたくさんありそうですね」(金子さん)「はい。それで、似たような服をまた買ってしまったり」(上村さん)

「まずは持っているものをきちんと把握したいですね。クローゼットの管理ができるスマホの無料アプリがあるんですが、ご存じですか? 洋服や靴の写真を撮って分類するだけ。楽しいですから、ぜひ使ってみましょう」「まったく知りませんでしたが、面白そうですね」と興味を示した上村さんに、金子さんおすすめの『Sty licious(スタイリシャス)』というアプリを使って、クローゼットの整理術にチャレンジしてもらった。

左がシンプルライフ研究家の金子由紀子さん、右がクロワッサン倶楽部の上村朋美さん。

1.クローゼット管理の無料アプリを使ってみよう。

『Stylicious』クローゼット管理機能、コーディネート機能に加え、ショップともリンク。ショップの商品写真を借りてきて、手持ちアイテムとコーディネートすることもできる。実際に購入することも可能だが高額商品が多いので参考程度に。

『myクローゼット』手持ちの洋服や小物をカテゴリー別に分類するクローゼット管理機能に特化。コーディネート機能などもなく、一番シンプルなシステムのアプリ。自分の持っている服をきちんと把握できればいい、という人向け。

『XZ(クローゼット)』コーディネート機能が充実。他ユーザーのページが見られ、他人のアイテムを借りてのコーディネートも可能。逆に他ユーザーが自分のアイテムを利用してくれることも。人気のある組み合わせも毎日紹介。センスを磨きたい人におすすめ。

『ポケットクローゼット』クローゼット管理機能と、自分のアイテムを使ったコーディネート機能のみ。シンプルで操作しやすいので、初心者やお試しにおすすめ。毎日の自分のコーディネートを記録できるので、ファッション日記的にも使える。

2.持っているアイテムを撮影し、要る要らないを判断する。

さっそく撮影を開始した上村さん。

「1点、1点、撮影するために、手に取ったり眺めたりしていると、これはもう要らない、という判断がつきやすいですね。決心したら、撮影しないですぐ処分。とてもいいです!」

金子さんの整理術に、〝デトックス収納〟という方法がある。収納する時に、「これは収納すべきか、捨てるべきか」を考えることを習慣にする。つまり〝捨てながら仕舞う〟という方法だ。

「写真を撮る作業は、デトックス収納に通じます。特に、捨て下手な人は試してみる価値ありです」(金子さん)

1.1点ずつ撮影し、アプリに登録する。

撮影のためにアイテム1点ずつと向き合うことで、「要る、要らない」の判断がしやすくなる。

クローゼット管理目的のアプリはいくつかあり、それぞれに特長があるが、自分の持ちものの無駄をなんとかしたい!と思う人には『スタイリシャス』が使いやすいと金子さん。

「基本の機能は、アイテムを1点ずつ撮影し、それを上着、ズボン、バッグなどのカテゴリーで分類できること。撮影に手間はかかりますが、どんなカートを何枚持っているかなど、クローゼットの全貌をスマホで把握できます。とても便利でしょ?」(金子さん)

海外のアプリなので、日本語がおかしな部分もあるが、そこはあまり悩まずにとにかく使ってみてほしい。

「写真を撮るのは、子どもたちがお昼寝している時間などを利用してできそう。今まで洋服の収納といえば憂鬱な気分でしたが、今回は楽しい気分で取り組めそうです」(上村さん)

2.撮影したアイテムを分類する。撮影したアイテムは、上着、ズボンなどに分類することができる。画面上の「子ども」は、日本語の誤変換らしいので気にしない。
3.クローゼットの中身が一目瞭然。もう死蔵品なし。「自分が何を持っているか、よくわかりますね。スマホでこれを持ち歩ける ので、似たような買い物の無駄が避けられそう」と上村さん。

『クロワッサン』934号より

●金子由紀子さん シンプル&ライフ研究家/モノに振り回されない、少ないモノで楽しく暮らすノウハウを提案する。著書に『持たない暮らし』(アスペクト)など多数。

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