水切りカゴやカーテンレールなどあらゆる隙間や裏側、プロの掃除法。
毎日、掃除はしているけれど、なんだかきれいにならない。新しい年を迎える前に、スッキリさせたい場所の掃除法を、掃除のプロ、佐和田久美さんに教えてもらった。
撮影・青木和義 文・大澤はつ江
スリッパ
汚れたスリッパで歩き回ると、家じゅうに汚れを運ぶことに。
重曹水で底面の汚れをキレイにしよう。
(1)スポンジ(底面が布製の場合はクロス)に重曹水をスプレーし、底面の汚れを取る。
(2)水で濡らしたクロスで、底面を拭く。底面が布製の場合はよく絞る。
(3)乾拭きし、影干ししてよく乾かす。
椅子の脚
気がつくと埃がたまってしまう椅子やテーブルの脚。
放置したままだと、雑菌の温床になることも。
(1)椅子やテーブルの脚は、知らないうちに埃がこびりつき固まる。
(2)スポンジの硬い面にセスキ炭酸ソーダ水をスプレーし、脚を包むように汚れを取る。
(3)クロスで脚をぬぐう。
シャワーヘッド
湿気が取れにくく、黒ずみや赤カビが発生しやすい。
水や湯が出る部分なので、常に清潔にして。
(1)シャワーヘッドにクエン酸水を直接スプレーする。
(2)穴に歯間ブラシ(3Sなどの細いタイプ)を入れ、汚れを取る。
(3)ヘリ部分は歯ブラシをあて、黒ずみを落としていく。
(4)爪楊枝をヘリに差し込み、ブラシで取れない水垢を除去。シャワーの水を出し、汚れを流す。
鏡
浴室の鏡は隙間に水垢が。
歯ブラシでこまめに掃除して黒ずんだ隙間を清潔に。
(1)歯ブラシにクエン酸水をスプレーし、鏡の下の隙間に入れ、こする。
(2)鏡の設置金具の隙間も水垢がたまる。ブラシをあて、最後は水洗い。
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