水切りカゴやカーテンレールなどあらゆる隙間や裏側、プロの掃除法。
撮影・青木和義 文・大澤はつ江
見落としがちな裏面や底の汚れを除去して清潔に。
水切りカゴ
ヌルヌルになっている水切りカゴの底面はクエン酸で。
清潔なカゴなら、食器類も安心して置ける。
(1)シンクに水切りカゴの底面を上にしてクエン酸水をスプレーする。
(2)金属製スポンジでつなぎ目の汚れなどを落としていく。
(3)全体にブラシをあてて隅々までこすり、汚れを落とす。
(4)水を流しながら、金属製スポンジで再度こする。内側も忘れずに。
(5)受け皿にクエン酸水をスプレーし、金属製スポンジでこびりつきを取る。
(6)水でよく流し、最後に乾いたクロスで拭いて仕上げる。
ケトル
コンロなどでついた、底面の油の焼けつきは重曹で。
酸性の油汚れを柔らかくし、消臭効果もあり。
(1)油で焼けついてしまった茶色の輪。シンクに底面を上にして置く。
(2)ケトルの底面に重曹の粉をまんべんなく振りかける。
(3)水で濡らした金属製スポンジで、重曹の上からこする。
(4)同じ金属製スポンジで側面なども磨き、水で全体を流す。
扉の取っ手
手垢や皮脂でザラザラした汚れがこびりつきやすい。
スポンジで挟んで拭けば簡単。
(1)スポンジの硬い面に重曹水をスプレーし、取っ手を挟んで拭き取る。
(2)スポンジが届かない場所は何もつけないブラシをあててこする。
カーテンレール
埃がたまりやすいカーテンレールは、曲げた歯ブラシで。
カーテンも洗濯し、部屋をさらに清潔に。
(1)刷毛で溝にたまった埃をかき出しながら、掃除機で吸い取る。
(2)曲げた歯ブラシにセスキ炭酸ソーダ水をスプレーする。
(3)歯ブラシを溝の中にあててこする。レールの側面もブラシでこする。
(4)竹串にクロスをかぶせ、溝の汚れを拭き取る。
【歯ブラシを曲げる方法】
アルミホイルを歯ブラシのネック部分に巻き、やけどに注意しながらライターで軽くあぶる。テーブルにブラシ部分を押しつけて曲げる。