靴箱やクローゼットの掃除は、普段から水を使わず掃除機などでホコリを取っていればカビは生えにくいが、
「汚れを取らないまま、乾燥させずに湿ったままの靴や布団を収納してしまうと湿気がこもり、カビが発生する原因になります。カビは(1)水分(2)エサとなる栄養源の汚れ (3)20度以上の温度の3つの条件が揃うと繁殖します。暖房で室温が高くなる冬も例外ではありません」(本橋さん)
解決策は、換気の際に靴箱やクローゼットを開けて通気をよくすること。
「外出する前に靴箱やクローゼットの扉を開けてそのまま出かける程度でも。それだけでずいぶんと予防になります」
ちなみに家の中のカビは浴室に生えたカビの胞子が室内を浮遊し、それがもとで発生することが多いという。
「浴室のカビ予防対策を徹底させることも、家の中からカビを追い出すためには大切です」