枝豆のコングッス【コウ静子さんに教わる薬膳ベースの韓国料理レシピ】
豆、ごま、海藻は韓国でもなじみの食材。薬膳ベースの韓国料理が人気のコウ静子さんに使い方を教わった。
撮影・柳原久子 文・小沢緑子
大豆で作る冷たいスープ麺を、 枝豆を使って目にも爽やかに。
【材料(2人分)】
枝豆(さやつき)300g、白ねりごま大さじ1、そうめん2束、ミニトマト3個、きゅうり1/3本、塩適量、おろししょうが大さじ1/2
【作り方】
1.枝豆は片端を切り落として洗い、塩大さじ1をふってもみ込み、再び手早く洗う。たっぷりの熱湯で4〜5分ゆで、ざるに上げて水気をきり、さやから実を取り出す。ゆで汁は捨てずにとっておく。10粒ほど飾り用に取り置く。
2.ミキサーに枝豆とゆで汁1カップを入れて撹拌し、なめらかになったら白ねりごまを加え、5秒ほど撹拌する。さらに枝豆のゆで汁½カップを加えて塩で味を調える。
3.大きめの鍋にたっぷりの湯を沸かし、そうめんを入れて袋の表示どおりにゆでる。冷水でもみ洗いし、ざるに上げて水気をきる。
4.ミニトマトはへたを除いて半分に切り、きゅうりは板ずりして斜め薄切りにしてから細切りにする。
5.器に3を入れ、2を器の端から注ぎ入れ、ミニトマト、きゅうり、飾り用の枝豆、おろししょうがをのせる。
コウ静子(こう・しずこ)●料理家。国際中医薬膳師。毎月、料理教室を開催(メール info@eirinskitchen.com)。講演会出演、韓国の白磁作家などの器の展示会プロデュースも行う。
『クロワッサン』997号より
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