材木の町として知られる新木場に、昨年誕生したお店。かつて倉庫だった広い空間には明治、昭和期を中心とした古家具や古道具が。そこにアンティークの食器や銀製品などとともに、日本各地の民芸品、そして現行のプロダクトが肩を並べる。味わいのある観葉植物も充実、さらにはカフェやギャラリーまで。時間や場所にこだわらない品揃えゆえの、不思議な一体感のある場所。「なぜか懐かしい気持ちになるというお客様が多い」と店のスタッフが話すのにも、思わず納得。
時を超えて集められた品に共通するのは、“生活になじむもの”という価値観。その言葉のとおり、どの商品にも、今の暮らしに自然に溶け込んでくれそうな、優しさと柔らかさが溢れている。