くらし

“榛原(はいばら)”の紙文具【目利きが選ぶ、いいもの案内】

伝統も流行も美味も、欲しいものが満載の東京。
物欲を刺激するこの街で、大人が手に入れたいものをたくさんの良い品を知る3人がおすすめする、“榛原(はいばら)”の紙文具。
  • 撮影・清水奈緒 スタイリング・白男川清美 文・野尻和代 撮影協力・UTUWA
上から反時計回りにご紹介します。

木村衣有子さんおすすめ“絵はがき”

河鍋暁斎が手がけた榛原千代紙や、榛原団扇絵集などの図案にアレンジを加え絵はがきに。

「昔に描かれた絵柄が、美術館のガラスケースの中ではなく、絵はがきとして手に取れるのがうれしい。鮮やかな色使い、ファニーな絵柄が好みで、その力強さや楽しげな雰囲気ごと誰かに届けたくなります」。

価格:うさぎとかめ、牡丹(竹十八号)〈河鍋暁斎〉各150円。

木村衣有子さん
きむら・ゆうこ 文筆家
リトルプレス『のんべえ春秋』編集発行人。『味見したい本』(ちくま文庫オリジナル)など著書多数。

森岡督行さんおすすめ“榛原ノート”

榛原伝統の千代紙を表紙にあしらったノート。中紙はなめらかな書き味の上質な紙に、明治期榛原の飾り罫を復刻してあしらい、180度開く糸かがり製本で丁寧に仕上げられている。

「私は赤と青の“色硝子”柄を使っています。伝統とモダンが融合したようなデザインに惹かれ、海外のお客様へのお土産としても重宝しています」。

価格:色硝子 青1,400円。

森岡督行さん
もりおか・よしゆき 森岡書店 代表
一冊の本を売るためのさまざまな展覧会を開催。著書に『東京旧市街地を歩く』(エクスナレッジ)などがある。

ワタナベマキさんおすすめ“レターセット”

美しい模様が漉き込まれた孔雀紙を使用。縁を彩る手摺りで染めた青がアクセントに。

「お礼状などを書くときにずっと愛用しているのが、榛原の和紙のレターセット。こちらに文字を書くとそれだけできちんと感が出て、短い文章でも想いはしっかりと伝わる気がします」。

価格:便箋10枚&封筒5枚入り。青ふちレターセット2,700円。

ワタナベマキさん
わたなべ・まき  料理家
雑誌、広告など幅広い分野で活躍。著書に『何も作りたくない日はご飯と汁だけあればいい』(KADOKAWA)など。

『クロワッサン』995号より

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