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冷蔵庫を整理することは、イライラ部屋解消への第一歩。

扉を閉めれば見えないからと、つい後回しにしてしまいがちなのが冷蔵庫の中。でも、ここがスッキリすると不思議と部屋も片づいていくのです。

撮影・岩本慶三 イラストレーション・イオクサツキ 文・新田草子

4つのステップで、 整然とした冷蔵庫に。

冷蔵庫を整理することは、イライラ部屋解消への第一歩。

【解決策1】まずは 現実を直視。 自分と向き合う。

雑然とした冷蔵庫。毎日開けてもつい見て見ぬふりをしたくなるが、

「要らないものが入っているという現実に目を向けましょう。冷蔵庫の中はあなたの行動を映し出す鏡。自分自身と向き合うつもりで、ぜひ」

右の三大要因をチェックし、ひとつずつクリア。

「整理できたら、それをキープ。冷蔵庫の中身は日々変化します。自分を見つめるように、毎日見直して」

【解決策2】小さい場所、 ドアポケット 1つから始める。

冷蔵室に野菜室、冷凍室。すべてを一度にやろうとすると、おっくうになってしまう。

「最初から全部やらないことがポイントです。取りかかる場所を決め、小分けにして進めましょう。時間がなければ、ドアポケットだけでもいい。10分もあれば整理できます」

次は野菜室、その後は冷蔵室の上段などと順番に。ローテーションを普段の習慣にしてしまおう。

【解決策3】誰もがわかる 明確な場所に する。

「冷蔵庫の整理で一番大切なのは、すべてを“見える化”することです」

と、番場さん。例えば、冷蔵室の奧に入れるものはトレーに乗せて引き出せるように。上から見る引き出しタイプの野菜室や冷凍室には、食材を立てて収納。保存容器や袋は透明のものを使い、中身と日付を書く。

「家族みんながわかるようにしておけば合理的に使えるし、食材の重ね買いや死蔵も防げます」

【解決策4】食材ごとに 定位置=住所を 決める。

戻す場所を決めれば食材が行方不明にならず、切れてもすぐにわかる。

「同じカテゴリの調味料はドアポケットの同じ場所に集める、よく出し入れするものはボックスにまとめてラベルを貼っておくなど、いろいろな方法があります。ちなみに我が家ではケチャップやマヨネーズは、野菜室に。扉の開け閉めの際に倒れないし、上から見られるので探しやすいというメリットもあります」

『クロワッサン』994号より

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