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【白味噌雑煮】ほんのり甘い白味噌と丸餅が、目にも舌にもやさしい関西風。

つい同じになりがちな食べ方はもう卒業。驚くほど多彩な餅料理のレシピを教えてもらいました。

撮影・三東サイ 文・嶌 陽子

【白味噌雑煮】ほんのり甘い白味噌と丸餅が、目にも舌にもやさしい関西風。

野菜をていねいに面取りすることで、口当たりがよく、上品な味わいに。

【材料(2人分)】
丸餅2個 大根(細め)4cm 人参4cm 里芋(小)2個 鶏もも肉100g 結び三つ葉適量 柚子の皮2かけ つゆ[だし汁3カップ 白味噌大さじ1〜2 薄口醤油小さじ1/2]

【作り方】
1. 大根と人参は2cm厚さの半月切りか輪切りにし、面取りをする。里芋は上下を少し切り落とし、皮を剥く。
2. 1を鍋に入れ、かぶるほどの水を入れて蓋をし、中火で茹でる。竹串がスーッと通るくらいまで下茹でしてザルに上げ、粗熱を取る。
3. 鶏肉は小さめの一口大に切る。
4. だし汁を火にかけ、大根、人参、里芋を入れて温める。フツフツしてきたら鶏肉を加えて火を通し、白味噌と薄口醤油で味を調えて、すぐに火を止める。
5. 別の鍋で丸餅を中まで柔らかくなるように、ごく弱火で茹でる。
6. 椀に4のつゆを少量はり、餅、大根、人参、里芋、鶏肉を盛り付ける。上から熱々のつゆを注ぎ、三つ葉と柚子の皮をのせる。

《ここがポイント!》コンロがいっぱいで火が足りない時は、茹でる代わりに熱湯につけておく。硬ければ、つゆの仕上げに弱火で少し煮る。
《ここがポイント!》コンロがいっぱいで火が足りない時は、茹でる代わりに熱湯につけておく。硬ければ、つゆの仕上げに弱火で少し煮る。

本田明子(ほんだ・あきこ)●料理研究家。小林カツ代さんの助手を経て2007年に独立。著書に『娘に伝えたい おせち料理と季節のごちそう』(講談社)など。

『クロワッサン』987号より

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