知的興奮を呼び起こす展覧会「マルセル・デュシャンと日本美術」。 | アートとカルチャー | クロワッサン オンライン
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知的興奮を呼び起こす展覧会「マルセル・デュシャンと日本美術」。

東京国立博物館で開催中の「マルセル・デュシャンと日本美術」(〜12月9日まで)。20世紀の美術に衝撃的な影響を与えた作家マルセル・デュシャン(1887-1968)。今回は第1部でデュシャンの創作活動の足跡を、第2部では東京国立博物館の日本美術コレクションから、日本美術に対する新たな価値観を提案する、世界ではじめての試みの展覧会である。
マルセル・デュシャン 《泉》 1917/1950年 Philadelphia Museum of Art. 125th Anniversary Acquisition. Gift (by exchange) of Mrs. Herbert Cameron Morris, 1998 © Association Marcel Duchamp / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2018 G1311

東京国立博物館で開催中の(〜12月9日まで)の「マルセル・デュシャンと日本美術」。
20世紀の美術に衝撃的な影響を与え、「現代美術の父」と称された作家マルセル・デュシャン(1887-1968)。
世界有数のデュシャンコレクションを持つフィラデルフィア美術館から、油彩画、レディメイド、映像や写真、関連文献資料など約150点を展示する。 

同展は2部構成で、第1部ではフィラデルフィア美術館が企画・監修する国際巡回展「デュシャン 人と作品」を展開。デュシャンを一躍有名にした「階段を降りる裸体 No. 2」や、便器をアートとした「泉」を含むレディメイド作品、映像、写真、文献など約150点で60年以上にわたるデュシャンの創作活動を時系列で辿る。

第2部は「デュシャンの向こうに日本がみえる。」展は東京国立博物館の日本美術コレクションから、日本美術に対する新たな価値観を提案。日本から、千利休の「竹一重切花入」をレディメイドとみるなど、デュシャンの作品を日本美術と比較する。「芸術」をみるのではなく「考える」ことで、知的興奮を呼び起こす、世界ではじめての試みの展覧会である。

デュシャン・コレクションがフィラデルフィア美術館以外でこれだけの規模で公開されることがはじめて。この貴重な機会をお見逃しなく。

マルセル・デュシャン 階段を降りる裸体 No. 2 1912 Philadelphia Museum of Art. The Louise and Walter Arensberg Collection, 1950 © Association Marcel Duchamp / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2018 G1350
伝千利休作 《竹一重切花入 銘 園城寺》 安土桃山時代・天正18年(1590) 東京国立博物館蔵 松平直亮氏寄贈
本阿弥光悦作 国宝 舟橋蒔絵硯箱 江戸時代・17世紀 東京国立博物館蔵
マルセル・デュシャン 階段を降りる裸体 No. 2 1912  Philadelphia Museum of Art. The Louise and Walter Arensberg Collection, 1950  © Association Marcel Duchamp / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2018 G1350
伝千利休作 《竹一重切花入 銘 園城寺》 安土桃山時代・天正18年(1590) 東京国立博物館蔵 松平直亮氏寄贈
本阿弥光悦作 国宝 舟橋蒔絵硯箱 江戸時代・17世紀 東京国立博物館蔵

マルセル・デュシャンと日本美術
会期:〜12月9日(月)
会場:東京国立博物館 平成館 特別展示室 第1室・第2室
住所:東京都台東区上野公園13-9
電話番号:03-5777-8600(ハローダイヤル)
開館時間:9:30~17:00
ただし、金・土曜日、10月31日、11月1日は21:00まで(入館は閉館の30分前まで)
休館日:毎週月曜日
料金:一般1,200(900)円/大学生900(600)円/高校生700(400)円
中学生以下無料
*( )内は20名以上の団体料金
*障がい者とその介護者一名は無料です。入館の際に障がい者手帳などをご提示ください。

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