料理家の山脇りこさんに教わる、梅エビチリのレシピ。
梅干しをもっとおかず作りに活用しませんか? 山脇りこさんの夏にぴったりの梅干しレシピを紹介。赤しそ梅干し、白梅干し、どちらでも作れます。
撮影・小林キユウ スタイリング・渡邊美穂 文・室田元美
梅エビチリ
たたいた果肉を調味料がわりに。中華料理との相性も抜群です。
【材料(2人分)】
エビ(冷凍でも可)8尾、〈下処理用〉片栗粉大さじ1+塩小さじ1、ししとう10本、梅干し3個、A[長ねぎ1本、しょうが2かけ(30gほど)、豆板醤小さじ1]、ごま油小さじ2、片栗粉小さじ2、酒小さじ2
【作り方】
1. エビは殻をむき、背わたを取って洗う。下処理用の片栗粉と塩を全体にまぶして揉み込み、洗い流して汚れと臭みを取る。酒をふりかけ、片栗粉を薄くまぶす。
2. しょうがとねぎはみじん切りにする。梅干しは種を外して果肉をたたく。
3. フライパンにごま油をひき、Aを入れて中火で炒める。パチパチと音がして香りが出てきたら、1と梅肉、切り目を入れたししとうを加えて炒め合わせる。エビに火が入ればできあがり。
※レシピは塩分が8〜10%の梅干しを使っています。塩分が強い場合は梅干しの量を減らすか、ぬるま湯につけ塩抜きして使いましょう。
山脇りこ(やまわき・りこ)●料理家。東京で料理教室「リコズキッチン」主宰。著書に『いとしの自家製』(ぴあ)、『明日から、料理上手』(小学館)ほか多数。
『クロワッサン』976号より
広告