基本の豆乳クリームチーズさえ作っておけば、焼き野菜や魚介類に添える、シチューやカレーに加える、トーストのペーストにする、パスタと和える……いつもの味にコクと深みを出せます。
「それでいて、すっきりした爽やかさがある。そこが豆乳クリームチーズのいいところですね。スープに入れると、サワークリームみたいな味わいです」
今回、アレンジとして、ドライトマトとガーリックを混ぜたが、このクリームチーズ、何にでも合う、と白崎さん。
「黒こしょうだけだと大人の味。ブラックオリーブを刻んで入れてもいいですね。ドライハーブ、パプリカを混ぜ込んでもきれいでおいしい。ドライフルーツでは、イチジク、あんず、レーズンもいいですね」
甘いクリームにもアレンジできる。
「水切りした豆乳ヨーグルトに、はちみつ、ココナッツオイル、塩ひとつまみを加えて混ぜます。ココアパウダーを加えれば、チョコクリームにもなります」
白崎さんの手にかかると、豆乳ヨーグルトは魔法の小箱に変わる。
「乳酸菌がいっぱい詰まった小箱(笑)。私は時々、ぬか床にも豆乳ヨーグルトを入れます。ぬか漬けは乳酸菌が命。とってもおいしくなるんですよ」