いつか舞台を見にいってみたいと思っていた私。
趣味・舞台観劇、ミュオタ(ミュージカルオタク)の友人からも、「舞台は迫力が違う!」とおすすめされていましたが、どうも重い腰が上がらず、何を見ていいか分からずに月日だけが過ぎていた今日この頃。
そんな時、私の大好きな吉田鋼太郎さんが主演の舞台、『シラノ・ド・ベルジュラック』の制作発表記者会見のお知らせが舞い込み、しかも生朗読の披露まであるとのこと、これは生の舞台を体感できるチャンス! と喜んで会見に出席させてもらいました。
『シラノ・ド・ベルジュラック』は17世紀パリを舞台に、詩の才能を持つ剣豪だが、容姿にコンプレックスがあるシラノ(吉田鋼太郎)と、見目麗しいのに口べたなクリスチャン(大野拓郎/白洲迅)、クリスチャンに恋をする美しいロクサーヌ(黒木瞳)。3人の男女の切ない恋を描いた名作。
今回音楽を担当する、清塚信也さん(ドラマ「コウノドリ」や映画「新宿スワンII」を手がけたピアニスト)のピアノの生演奏に乗せて、吉田鋼太郎さん、大野拓郎さん、白洲迅さん、黒木瞳さん4人の朗読披露からスタート。
舞台出身の吉田鋼太郎さん。声が大きいだけではない……張りのある声に体がビリビリ痺れるほどの衝撃を受けました。
「(クリスチャンをダブルキャストで演じる)大野拓郎さん、白洲迅さんも、イケメンなのに頼りのない感じがいじらしくなってきてしまう、この魔法は何……! 黒木瞳さん美しいのにかわいい、かわいいのに美しい…!」