いちごに桜、春の気配を手土産に。老舗和菓子店「とらや」の季節菓子5選
文 伊東ししゃも
歓送迎や帰省、新生活のはじまりなど、人と会う機会が増える春。誰かのために手土産を選ぶ時間も、自分のためのとっておきのおやつを探す時間も、なんだか楽しい季節です。箱の色合いや季節の意匠に目を留めながら、春らしいものを探したくなりますよね。
「とらや」の春限定のお菓子は、そんな気分に寄り添うやさしい彩りの商品がそろっています。きちんとした印象はそのままに、やわらかく春を感じられるのも魅力です。
1.カジュアルな贈り物にもぴったりな「小形羊羹 いちご」
毎年人気の「小形羊羹 いちご」が今年も登場。小ぶりで手に取りやすく、気軽にひとつ楽しめるサイズです。こし餡にいちごをあわせた季節限定の羊羹で、いちごの甘酸っぱい風味と、餡とのやさしい調和を楽しめます。
ばら売りのほか、5本入りなどの詰合せ商品の販売も。最中や「あんペースト」と組み合わせたギフトも人気です。和菓子でありながらどこかモダンな印象なので、ちょっとしたカジュアルな贈り物にもぴったり。2026年4月上旬頃までの販売予定。
2.定番の羊羹が春らしい装いに「春パッケージ 小形羊羹」
定番の小形羊羹が、春らしい装いで登場。花鳥風月を切り取り、抽象的に表現する菓子の意匠に着想を得たデザインからは、春の趣を感じられます。やわらかな色合いは控えめながらも華やかで、季節のご挨拶にもちょうどいい存在感です。
味わいは小倉「夜の梅」、黒砂糖入「おもかげ」、抹茶入「新緑」の3種類。定番の味わいは安心感もあり、世代を問わずよろこばれる頼れるひと品に。2026年4月上旬頃までの販売予定。
3.季節の贈り物に好適な「春いろ詰合せ」
今年パッケージをリニューアルした春限定の詰合せ商品「春いろ詰合せ」。淡い桜色の化粧箱に包まれ、箱を開けた瞬間にも季節感が広がります。
内容は「春パッケージ 小形羊羹」4本と、日本の代表的な花をかたどった、愛らしい意匠の最中3種類(写真上より白餡「御代の春 紅」、小倉「弥栄」、こし餡「御代の春 白」)。新たな門出のお祝いや季節のご挨拶にも使いやすそう。2026年4月上旬頃までの販売予定。
4.歴史ある季節の羊羹「雲井の桜」
「雲井の桜」の初出年は正徳元年(1711年)。江戸時代の中期から続く歴史ある意匠です。「雲井(居)」は雲の居るところ、はるか遠くという意味から宮中を表す言葉。「雲井の桜」という菓銘は、春の日差しの中、御所の庭に咲き誇る桜をあらわしています。
桜をモチーフにした春ならではの意匠に、とらやの美意識が感じられるひと品。販売期間は3月上旬~4月上旬予定。
5.ふんわり桜の葉香る「桜の里」
春限定の季節の羊羹です。山里の緑に桜が爛漫と咲き誇るさまをあらわした配色に、見た目にも春らしさを感じられますよね。
道明寺製の桜餅にも似た食感が特徴の「桜の里」。桜の葉がほのかに香り、お茶の時間を静かに彩ります。販売期間は3月上旬~4月上旬予定。
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桜やいちごの季節菓子は、特別な日のためだけでなく、ふだんのお茶時間にも似合います。今日は少しだけいいお茶を淹れて小さな和菓子をひとつ。そんな時間が暮らしを静かに整えてくれるのかもしれません。
春のご挨拶にも、自分へのご褒美にも。気負わず手に取れる上質さで、季節を楽しんでみてはいかがでしょうか。
※商品はいずれも在庫がなくなり次第終了
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