万葉集にも詠まれた歴史の湯──ギフトコンシェルジュ・裏地桂子さんの道後温泉街の楽しみ方 Vol.2
撮影・上原未嗣 着付け・渡邊明子 文・日高むつみ
日除けや冷え対策にも便利なシアーカーディガン
コットン100%で軽くて涼しい素材ながら、日差しや冷房の冷えからもしっかり守ってくれるカーディガン。これから暑くなる季節に持っておきたい、心強い1枚です。
ギフトコンシェルジュ
2025年4月末、東京と道後の2拠点生活から道後への完全移住にシフト。道後の新居は外湯が目の前、空港から20分の好立地。道後を拠点に国内各地への旅を楽しんでいる。
道後温泉──万葉集にも詠まれた歴史の湯を堪能
大国主命や聖徳太子にまつわる逸話も残り、歴史は三千年とも。夏目漱石の『坊っちゃん』に登場した道後温泉本館を中心に国内外からの人で賑わう。
道後温泉別館 飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)
湯上がりは浴衣に着替えて、大広間でひと休み
道後温泉では18本の源泉をブレンドすることで温度を調節。加水も加温もしていない源泉かけ流しの湯を楽しめる。3つある共同湯のうち裏地さんのお気に入りは『飛鳥乃湯泉』。「2階大広間はゆったり広々。平日の夕方はほぼ貸切状態になることも。ぜひ平日、道後に来てください」
里商店
果物店の店先で柑橘王国・愛媛の底力を感じる
一年を通して様々な種類の柑橘が途切れることのない、裏地さん信頼の一軒。「これほどたくさんの種類があると初めて知りました。食べ頃や食べ方も丁寧に教えてくださり、柑橘のギフトはここで!と決めています」
麻とき
アテにもなる薬膳モーニングでワインを一杯
完全移住前、東京との2拠点生活時から通う店。「松山のナチュラルワインショップの先駆け。都内でも手に入りにくい一本に出合うことも」。角打ち的なノリで朝からグラスで楽しめる。お供は薬膳の知恵を生かしたブレックファスト。体と心を整えてご機嫌な旅の続きを。
眺めもご馳走な道後の宿
道後 御湯(みゆ)
簡にして素。さりげないもてなしを感じる湯宿
“現代湯治”をテーマにデザインされた空間は、シンプルで機能的だがやわらかさを兼ね備え、別荘のようにくつろげる。ベースにあるのは四国遍路をもてなす“お接待”の文化。「全客室が露天風呂付き。無色透明のやさしい湯は、もちろん源泉から引いた温泉です。高級温泉宿なのに素泊まりもOKで自由度が高い点も好ポイント」
『クロワッサン』1148号より
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