横浜 元町・中華街の人気わんこ──会いに行きたい看板犬

お客さんが入ってくると、「いらっしゃいませ〜」とばかりにトコトコ駆け寄りご挨拶。ひとしきりなでてもらうと満足して、レジ裏のベッドでひと休み。そんなマルックスのブロッコリーが看板犬を務めるのは、飼い主が営む雑貨とコーヒーの店。接客も抜群で、商品を選ぶお客さんを傍で見守ったり、喫茶コーナーのソファで横にちょこんと座ってくれたりすることも。暖かい日は軒下が定位置。道行く人を引き寄せる“招き犬”としても大活躍している。

フレンチブルドッグのサブロウが出勤しているのは、洗練された大人の男女が通うヘアサロン。好奇心旺盛で、お客さんが入ってくると、ひたすらクンクン。人が好きで「誰か触ってくれないかな……」と隙あらばお客さんにすり寄っていくそう。一方、家では、おならにゲップ、いびきをかくなど「おじさんと暮らしているみたい」と飼い主。ちなみに犬同伴での来店もできる。「お客さまだけでなく、どんな犬とでも仲良くなれるんですよ」

ジョビン（左）は17歳、ロコ（右）は9歳。2匹ともゴールデンドゥードルという珍しい犬種で、子犬の頃から飼い主が営むアジアンセレクトショップで店番をしているそう。今は足腰が弱くなってしまったジョビンだけど、元気な時は入り口に座ってお客さんを出迎えるなど、熟練の接客でご主人をサポート。一方、ロコは、警戒心が解けるとお腹を見せてくれるというツンデレぶりで、お客さんのハートをキャッチ。